表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/16

終業

「・・・今思い出しても、やはりあなたは悪い人だ。」

 デッキチェアに寝そべったままスマホを耳に当てるフタミはフフッと笑う。

「褒め言葉として受け取っておきましょう。・・・久々に休暇が取れそうなので、近々私もそちらに伺おうと思っています。」

 リースは言葉に微笑みを滲ませながら聞いた。

「素晴らしい。ちょうど良いレストランを見つけたのでご案内しますよ。」

 カクテルを一口飲んだフタミは嬉しそうに言葉を繋ぐ。

「それは楽しみですね。では、また連絡します。」

「はい、失礼します。」

 互いに言葉を締めくくり通話は終了した。

「誰から?」

 いつの間にか横に立っていたアミスが聞く。

「市長だよ。丸く収まったとさ。」

「そう。」

 端的に答えるフタミに対し、アミスは微笑みを浮かべる。

「・・・アルカは?」

 さっきまでうるさいほど騒いでいた人物がいなくなっていることに、フタミは気づいた。

「プールの底よ。」

「ファッ!?」

 アミスの言葉にギョッとしてプールを見ると、水底に張り付くアルカの姿がぼんやりと水面に映っている。

「す、すぐに引き上げろ!」

「はいはい。」

 慌てるフタミの指示にドライな返事をしたアミスは、プールまで走ると美しいフォームで水面に飛び込んだ。


 リースからの電話によって、フタミ達の街を派手に巻き込んだバイオレンスでアグレッシブな仕事が終わったのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ