最悪な相方との出会い。
この小説と同じタイトルがあってビックリです!急遽1話のサブタイトルを、タイトルに付けました。
俺は昔からお笑い芸人になりたかった。その理由は2つ。
1つは小学生の時、クラスの皆を笑わせるのが好きだったから。
2つは高校生の時、兄さんの病気がもう治らないと知って悲しんでいた時、兄さんは言った。
「公、また面白い事してよ。辛い時こそ、笑いたいんだ」
そう、笑っている時は辛さを忘れることができる。それなら、俺は漫才で人を笑わせ、人の辛さを減らす漫才師になろうと、この時決めたんだ。
高校卒業した後、俺は両親に言った。
「俺、漫才師になる。だから、東京に行く!」
両親はもちろん反対したけど、俺は夜中に家を飛び出し、家族に内緒で上京したんだ。
上京したけど金もなく、家もない。しばらくは野宿生活が続き、バイト代はほとんどストレス解消のやけ食いに消えてしまう…。
そして上京してから5年経った今、なんとか相方もできて、マンションに住んでいるが、58キロあった体重は87キロになってしまった……。
ヤバいと思っているが、俺はボケ担当。ネタになるからいっか。
プルルルルル。
ん?電話だ。…マネージャーからか。
「もしもし?…えっ!相方が俺とコンビ解消したいし、俺の顔も見たくない!?ふむふむ…『こんなデブはもう嫌だ』って言っている?ははは…日本中のデブに謝れ!あっ、いや、七生さんに言ったんじゃないですよ。それで、新しい相方は……さっすが七生さん。もう見つけているとは。あっはい、どんな奴でもいいです。10分後にコンビニですね。分かりました」
俺は電話を切った。どんな奴でも言いといったが、ポンコツが来たらどうしよう…。まぁ、豚骨がいう事じゃないけどな。
10分後、近くのコンビニに行くと、長身の男がブンブン手を振っているのを見つけた。夜中じゃなかったら、あれ少し恥ずかしいな…。
とにかく、俺は男に近づいた。
「雅 公だよね。オレは金木 良。よろしく!」
金木は嬉しそうに笑う。
そして、この男がドМでゲイでド変態でアホだと知るのは……もう少し後の事だった。
この小説は不定期連載のため、次の更新は未定です。
なるべく早く更新したいです。




