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奈落の空  作者: ぴこ
跳梁跋扈編
86/179

86話 蛇身(2)

ガラスをぶち割り転がり込んできたジロー追いかけず私は服に潜んだ。

私が見つかったわけではない。

このままやり過ごす!


蛇はジローを追って中に滑り込んできた。

ガラスが大破する。

服やらハンガーを撒き散らし店内を後ろに下がる

ジロー。

下がる?あの馬鹿虎が?

蛇はその巨大な下半身を中に滑り込ませた瞬間、

旋風と化した!

下半身を振り回したのだ。

一瞬で店内が蹂躙される。


柱とゆう柱が折られ店内の元々あった什器も服も撒き散らされる。

私も必死でそれをしゃがんでかわす。

これは隠れてる場合じゃない…

とゆうか…

柱が破壊され足場の天井が傾き始めた。


マズイマズイマズイマズイ!

私は店の奥へ全力疾走。

両開きのストックヤードへの扉を突き破った。

見てなかったがジローはあの尻尾に弾き飛ばされ

たようで壁を突き破りストックヤード転がっていた。

死んだか?

「死んでないわ!」


おう、こいつまで以心伝心出来るとは!


バキバキバキバキ!

ストックを開けて店内を見ると天井の傾きは限界を超え千切れようとしていた。

蛇は?

床に腕を突き刺し、尻尾を突き刺し落下を防いでいた。

こちらに進もうと腕を抜くがバランスを崩して

腕を刺し直す。


落ちろ!そのまま落ちろ!


ザクザクザクザク!

やつの髪が床に突き刺さる。


あっもうわかった!どうなるか。

髪を足の用に動かしこちらに進み始めた。


「行くニャ!ジロー!」

「あいよ…」


ダメージが深そうだが休んでいる暇はない。

ストックヤードはさして広くないが

そのぶんあいつがよゆうで通れる隙間はあまりない。

私たちは奥へ進む。

両開き扉を押し開け廊下へ

後ろでは壁や柱を壊しながらこちらに向かってくる気配。

姿が見えてないはずなのにどうやって

追って来ているのか?


業者搬入用のトラックヤードに辿り着いた。

トラックヤードの庇まで飛び出し見回す。


隣のビル…手前に電線いけるか?

私はジローより先に電線まで飛びビルに飛び移る。

ジローも追っかけビルまで辿り着いた。

すぐさま影に隠れる。


蛇の姿はまだ見えない。


「うっ…」

ジローが苦しみ始めた。

「どうしたニャ?」

「少し長い間変わりすぎた。」

「そうか…私も」

「戻るぞ…これ以上は堕ちる。」

「こんニャ時に…」


ジローはみるみる人の姿に戻るとそのまま気を失ってしまった。

私もこれ以上はマズイ。

一端変身を解くしかない。

意を決して幼女の姿に戻る。


気を失うほどではないが疲労感から体が動かない。


今襲われたら無抵抗のまま死ぬ。

泣きたくなった…

じっとその時を待つ。


浜村の方で暴れる気配を感じるがやがて大人しくなる。

何故?

あれほど執拗に追ってきた蛇が追ってくるのを止めるなんて…


私はなんとか体を動かして窓から浜村を見た。


そこには腕をたたみ眠るように動かなくなった蛇が鎮座していたのだった。





現在こいつと戦うためのバトルフィールドを探しているんですがなかなか…

どっかに無いかな…条件は地方都市にもある建造物。

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