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奈落の空  作者: ぴこ
インターバル
63/179

地下行

新章へのわたりです。

ずいぶん滑り落ちた。

どこだここ?

真っ暗だ。懐中電灯は…ダメだ濡れてつかない。

もっといいの用意すればよかった。


「ルシル!」

返事がない。

「コハルちゃん!」

返事がない。

「ロボ!」

「なんだ?」

「ロボっ!」

声がした方に向かう。

ギャッ

あっごめん踏んだ。

「殺す気か!」

「事故だ事故。そりよりここ何処かわかるか?」

「さっぱりだ。もしかしたらいくつか分岐していたのかもしれん。」

ペタペタ回りを触ってみる。コンクリなのは間違いないんだけどな。

「ロボ、俺は気を失ったりしてないよな?」

「お前がどうかはわからんが私は気を失っていない。あの爆発からさほど時間はたってない。」

「そうか…」

さて、行くか戻るか、留まるか。

じっとしていて探しに来てくれるような彼女達だろうか?二人ともイケイケドンドンだしな…


これ進むしかないな。

ボートは誰が持ってるんだろ?

俺が受け取ったんだが回りにを探ってもそれらしいものは無い。

もう少し目が慣れれば見えるかな?

「私はくっきり見えてるがお前が受け取った箱は無いな。」

「見えてるのロボ?」

「私は狼の王、ロ…」

「それはいいから。じゃあ道案内してくれ。」

「ふん、嫌だ。」

むくれてらっしゃる。

「そういわず、頼れるのはロボだけなんだから。」

「ふん、しょうがないな♪」

ちょろい

「だが、私では判断出来ないことも多いからなぁ…よし、こうしよう。」

ロボが座りこんでる俺に登ってくる。

顔の右半分がゾワリとした感覚に支配される。

そして今まで真っ暗だった景色がクリアとは言わないが青っぽい感じで見通せた。

「なんだ?」

(少しだけお前と合体した。顔半分と右手くらいまでかな。)

頭に声が響く。

なんだそれ気持ち悪いな。

(文句言うなまだ完全に変身出来る状態でないのだ。)

コハルちゃんはもうちょっと短い間隔で変身出来てるのに。

(それはお前の問題でもあるんだがまぁいい。これで回りが見えるだろ。)


そこは下水道だった。床はくるぶしくらいの水位がある。ここも水があるのか。

天井には水の流れがある俺が落ちてきた穴はあれか。

とりあえずまっすぐ歩くか。

俺は下水道を歩き始めた。

まずここがどこか知りたいな。

見ると足元の下水が流れ込んでる場所がある。

この下は外か?

覗きこむ。空が見える。夜だ。

そりゃそうだわな。

空が小さく見えたからって位置がわかるスキルなんて俺にはない。


むっ下水道てことはあれがいるんじゃないのか?

ふと疑問が浮かんだ。

定番だよな… まぁ考えないようにしよう。

定番…そうかこうゆう時は…

左の人差し指を舐めてたてる。

(なんだ口寂しいのか?)

違うわ!

風の方向を観てるんだよ。

(風か…後ろから吹いてるぞ。)

濡れた俺の指の立場ないな。

よし、そっち行ってみよう。

俺はもと居た方向に歩き始めた。多少のロスは目をつぶろう。

しばらく歩くと明らかに明るくなってきた。

外だ!

俺が見たのは金網で囲まれたコンクリのプールの様な場所だった。

恐らく付近の雨水とかを一手に集めて下水に流すプールみたいな施設だろう。


これは取っ掛かりがないな。

付近の建物に移ってみないと位置関係わからないし。

向かい側に6階建てくらいのマンションが見える。見覚えがあるっちゃあるが、細かい位置までわからない。

けど、あそこの上まで行けばマンホールから中に入れるかもしれない。

距離と位置関係を把握して

下水道を戻る。

5回くらい外れを引き

俺はようやく目的のマンション…の隣のアパートに出た。

まぁ…大外れじゃないからいいか。

外は深夜だった。

遠くに燃え上がるタワーマンションが見える。

けっこう離れたな。

マンホールは階段の下にあった。

降りやすいとこで助かったな。

そのままアパート二階の鍵がかかってない部屋を探す。

一部屋だけ空いてる部屋を見つけ中に入る。幸いとゆうか人は居なかった。

窓も割れて荒れていたがとりあえず今日の寝床にはありつけた。

(変身を解くぞ。)

あっそうだった。

了解。

ズルッゾワッ

また変な感触がして右肩にロボの重みが現れる。

「疲れたから私は寝るぞ」

「交代で休もう。3時間したら起こすから変わってくれ。」

「わかった。」

そうゆうとロボは寝息をたてはじめた。

「あいつらを探すのは明日だな。」

窓から燃えるマンションを見る。

田辺達は無事だろか…

まぁ人の心配出来る状態じゃないけどな。


自分の澄んでる街なのに逆さまになるだけで

こんなに見え方が変わるなんてな…


しかし俺はまだ気づいてなかった。

この部屋にいるもう一人の存在に…

別にホラー展開とかにはなりません。

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