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奈落の空  作者: ぴこ
覚醒編
34/179

34話 決着

朝起きて少し書き直しました。

その獣人は大きかった2メーター2、30はあるんじゃないでしょうか?

黒真珠の様な艶やかな毛並み。

金色に輝く瞳。

筋肉は限界まで隆起しエネルギーが満ち溢れているようだ。

なんと美しい獣でしょう…


獣達も私も呆然とするなか、下から何匹か獣が這い出てきた。


私の足を回りにいた獣達も今や私など眼中に無く、ゆっくりと

ヤツを取り囲んでいた。


ブン!私など構っていられないとばかりにセントバーナードは私をゴミのように壁に投げつけた。


結局助かりはしないのか…当たり前だな…

だが私は肉塊には成りはてはしなかった。

ふわりと私を誰かが抱き止めたのだ。

…猫?気を失う直前に伸ばした手は確かに猫耳に触れたのだ…




*********************




ヒウッ!

何で耳さわるんだニャ?

壁にクラッシュ寸前の暴力女を空中で捕まえると

膝をしならせ優しく壁に着地。

クルリと回りながら床に着地。

10点、10点、10点、10点、10点、10点、10点、10点、10点、10点!

100000点♪最高得点で金メダルニャッ♪


おっと語尾がおかしなことになってるニャ。

どうも精神の汚染がコントロールできニャい。

姿もなんだかビキニっぽい感じにニャるし。

露出度高すぎニャいか?


さっさと変身を解いた方がいいみたいニャ。


元の姿に戻ると流石に重い。

でも流石にあの語尾は嫌だ。

暴力女を抱えたまま床にへたりこんでしまった。


しかもすごい疲れるのよね…

普段こんなに幼くなっちゃうのも困りもんだし。


暴力女はひど弱ってるけど死にはしないかな?


後は頼りになるお兄ちゃんに任せますか。



「がんばってぇ!お兄ちゃああああん!」





****************






コハルさんあんな姿になれるとは


怪しい子てばあったが

他にもいろいろ隠してそうだな。


天使の顔と牝豹の顔。

どちらも彼女の一面なのだろう。

女性は怖いなぁ…


ちなみにコハルさん。


頑張るのは君のお兄ちゃんじゃなくおもに私なんだよ。

まぁ一緒のことか。


私は狼の王。

名前はまだない。



身体中を巡る力をコントロールする。

まだこんなものだろう。


ぐるりと首を巡らし見回す。

見るに絶えない出来損ない共が雁首そろえて威嚇してくる。

どいつもこいつも…


さて…皆殺しだ。





*****************





感覚が遠い

鈍いんじゃない。遠いのだ。


まるで車の後部座席から運転を見てるような感覚。

わらわら群がってくる獣共を腕の一振り事に肉塊に変えていく。

爽快感もない。単純作業だ。

雑魚がいくら襲いかかってきても何の痛みも無い。

鋭い歯は確かに俺の腕に食い込みはするのだが

1秒もかからず出血する間もなく傷が癒えるのだ。


自分で動かせないのかな?

体に神経を巡らす。


ビクンっ

(なんだ?起きたのか?)

なんだ?誰だ?

(私は狼の王。

名前はまだない。)

はぁ?よくわからんがお前が助けてくれたのはわかったよ。

ありがとう。

(私は私のためにこうしているのだ)

そうか…じゃあこれからよろしくなロボ!

(なんだその呼び名は?)


狼の王なんだろ?なら、ロボじゃん♪

(ロボか…気に入った!気に入ったぞ!)

行くぞロボ!

俺達は残りの獣どもに飛びかかった。

もう闘いとは言えないレベル。


ドンドン数は減り残るは腕の生えた土佐犬だけになった。

ため息が聞こえた。

え?土佐犬だよね?あれ?違う?

(セントバーナードだ…)

ついにツッコミまで…

そんなアホなやりとりが中で繰り広げられてるとも知らずセントバーナードが襲いかかってきた。

はい、セントバーナードだね!間違いない!


その奇妙な腕を使って走り跳ぶ。

あれ、本体意味ある?

腕のオマケみたいだな。


その二本の腕を組み合わせハンマーのように振り下ろしてきた。


俺はそれを片手で握りしめ止める。

そして頭上高く振り上げると地面に力の限り叩きつけた。

ビルから落としたトマトのように砕け、俺の腕にはヘタ(腕)だけ残っていた。


戦いが終わったと気を抜いていたら

腕が跳ねた!

二本の腕が本体を失っても蛇のようにのたうって暴れたのだ。

(油断し過ぎだ)

ごめんなさいねぇ!

こなくそおっ!

床を跳ね回ってこちらに攻撃してくる。


なんとか一本を捕まえもう一本をフルスイングでぶっ飛ばした!

そいつはいつの間にが大破してた壁のガラス窓を抜け外に吹き飛ばされていた。


こいつで、ラストオオオ!

窓の外にぶん投げた


チョロチョロしてたネズミも踏み潰す。


見回せば動くものは何もいなくなっていた。




ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!



雄叫びを上げる。


ちょっと待て気持ちはわかるが俺だと思われるからやめて!


ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!


恥ずかしい止めろ!恥ずかしい!

(闘いの終わりには雄叫びを上げるのが狼の作法だ。)

わかった!わかったからやめて!


ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!



それから何度となく辺りに勝利の雄叫びが木霊するのであった!

ホームセンターは次回でおさらばする予定。

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