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海底監獄のカツ丼屋さん  作者: 黒主零
9/20

・職場という名の戦場を生き抜いた男達が集う安楽地ギルドたる酒場。

今日も今日とて死んだ目をしていた男達が勝利の美酒を口に浴びているのだが

そこでもまた悲劇は起きてしまった。

一人の一度も職場に来たことのないずっと日曜日な気弱なサラリーマンが

「自分はヒロインX派なんです!ユナイトしたいんです!本当なんです!信じてください!」

と酒に酔った勢いで発した途端にどこかからダクソをやっていた菌糸類が睨むと

「うるせぇ!セイバー顔なのにセイバーじゃない奴に市民権なんてないんだよ!

お前は謹慎だ!三日間の謹慎を与える!北斗ぉ!」

と、両手に二丁拳銃を構えた山吹色の服を着た男がやってきて乱闘になった。


・海底監獄。

今日も今日とて囚人達がハ○テのごとくのキャラでクトゥルフのTRPGをやっている。

「あっ、やべっ!無駄に洞察力の高い西沢さんがSAN値0になっちまった!」

「1000円課金したらもう一回やり直させてあげるけど?」

「あざーす」

試行錯誤の末にカツ丼屋さんを介して囚人達の手によってこの自作TRPGが商品化され

日本にかつてない程のTRPGブームが来て2020年オリンピックの種目の1つとなった。

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