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あとがき
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この話を書き始めたきっかけは、リモコンの電池が切れたことでした。
入れ替えようとして、ふと思ったんです。
消費された乾電池に、別の何かが入り込んだらどうなるのか。
それが記憶だったら、面白いんじゃないか。
それが最初の一行でした。
書いているうちに、桐島という人間が勝手に動き始めて、最後は自分でも予想していなかった場所に着地しました。読んでいて、少し重たい話だったかもしれません。それでも最後まで付き合っていただけたなら、書いた甲斐がありました。
「因果は収束する」という言葉は、書き終わってから意味が分かった気がしています。




