♫最終音♫
『良いか和音!!その人の話をよく聞かぬ小さな耳の穴をかっぽじってよく聞くのぢゃ!!我ら音無家の陰陽道は音を使役する♫魂には音がある♫其れを音魂と呼ぶ♫我ら音無一族は古より其の音魂を使役する陰陽道を音陽道と云い陰を音へと変えてきた♫人は何時しか我らを音陽師と呼び慕い我らは先祖代々と音陽師の力を使い何時しか音陽探偵として今日に至るまで名を馳せてきた!!良いか和音!!ゆめゆめ忘れるでない!!お前も立派な音陽探偵となるのぢゃ!!』
……其れが、僕、音無 和音の祖父兼お師匠樣である。
……音無 響動の最期の言葉、所謂、遺言である。
「…祖父…僕、まだ音陽探偵見習い修行の身だけど、祖父の様な立派な音陽探偵になれる様に頑張るよ」秋のお彼岸の草木も眠る丑三つ時の頃に僕は祖父の大好物の御萩(※秋は紛れもなく御萩です♡)を祖父のお墓の前に懐紙に載せて御萩(※秋は紛れもなく御萩です♡)を食べに僕のところへ百鬼夜行して来ていたー御犯萩さんー(仮)だった小豆洗い(更生したょ♫)と共に仲良くお供えして手を合わせる。
ーー今、御墓前にお供え致しました祖父の大好物の御萩(※秋は紛れもなく御萩です♡)は、実は僕と僕のところへ百鬼夜行して来ているー御犯萩さんー(仮)だった小豆洗い(更生したょ♫)と共に仲良く手作りした御萩(※秋は紛れもなく御萩です♡)だったりします。祖父は御萩(※秋は紛れもなく御萩です♡)の餅米は全殺し(ぜんころし)で餡子は半殺し(粒餡)の誓いを立てていましたね。祖父の教え通りに餅米は全殺し(ぜんころし)で餡子は半殺し(粒餡)の誓いを立てて手作り致しました。祖父は餅米は全殺し(ぜんころし)で餡子は半殺し(粒餡)の誓いを立てていらしたので秋に収穫されたばかりの小豆の皮の柔らかな《粒餡》が使われる此の秋のお彼岸に捧げられる御萩が、一番の大好物でございましたね。
……ああ。またしても思い出が御萩にまみれております。
ド糞味噌に餅米と半殺し(粒餡)と全殺し(ぜんころし)の漉し餡と何行にもわたり餡子にまみれた思い出しかまたしても思い出せません。
祖父が、成仏シて、違った、成仏してですね。
僕は喜ばしい事だとは思うのですが、正直ちょっとだけ。
音吉里吉里侘寂蘇婆訶です……。
(訳∶さびしいょ祖父と言っています)
「…一生懸命…祖父の教え通りに餅米は全殺し(ぜんころし)で餡子は半殺し(粒餡)の誓いを立てて僕のところへ百鬼夜行して来ているー御犯萩さんー(仮)だった小豆洗い(更生したょ♫)と共に仲良く手作り致しました。…御萩…今は、秋のお彼岸時季なので御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)ですね。…どうぞお納めくださいませ…道満清明超絶頂歌詞忘却時蘇婆訶…ぐすん…」
長い長い心の声ほぼ御萩蘇婆訶だった祈りと…御萩…今は、秋のお彼岸の時季なので御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)ですね。を敬愛する祖父へと捧げて僕が止め処なく自分で言うのもなんですがクリクリとした非常に可愛らしいパッチリお目目から流るる清らかなる童貞清明な涙を自分で言うのもなんですが非常にスラっとした御札映えする色白で綺麗な長い指で拭った時でした。
『あーん、あむあむそわか♫』
……と聞き覚えのある音がする♫
そう…この音は…祖父が…御萩…今は、秋のお彼岸の時季なので御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)ですね。を食す時の咀嚼音♫
…ああ秋の。お彼岸の頃、懐かしの、祖父の御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)の音無か…。(解説∶秋のお彼岸の頃に懐かしい音がする♫祖父の御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)を食す時の咀嚼音♫…だ、でも可笑しいな?そんな音がするワケが無いのに…)と自由律短歌を心の中で詠んで自分に向け解説してる場合では無い。
「……………………」
僕は僕がお供え致しました祖父の御墓前にお供え致しました…御萩…今は、秋のお彼岸の時季なので御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)ですね……を『あーん、あむあむそわか♫』と…祖父が…御萩…今は、秋のお彼岸の時季なので御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)ですね。を食す時の咀嚼音♫…を鳴らして…御萩…今は、秋のお彼岸の時季なので御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)ですね。……を食す。
『う〜〜む、餅米の殺しが甘い!餅米は全殺し(ぜんころし)と言ったぢゃろうが!そして餡子の半殺し(粒餡)の誓いがまるでなっとらんのぢゃ!餡子を殺しすぎぢゃ!此の食感はどちらかと言うと中立の小倉餡に近いのう!因みに小倉餡とは滑らかな漉し餡の中に甘く煮た大粒の小豆(大納言など)を粒のまま混ぜ込んだ餡子の事ぢゃ!漉し餡の口溶けと大粒小豆のシッカリとした粒々食感を同時に楽しむ事が出来るお得な餡子なのぢゃ!よぉ〜〜く!覚えておけぃ!…まぁ。儂は、餡子は殺さず(粒餡)の誓いを立てているのでなぁ。…まぁ。今回の御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)は、及第点と言ったところぢゃの!和音そしてー御犯萩さんー(仮)だった小豆洗い(更生したょ♫)よ!!』
……この何行にもわたり…御萩…今は、秋のお彼岸の時季なので御萩(※秋は紛れもなく御萩♡)ですね。……に対する小五月蠅いダメ出しは紛れもなく。
「ーー祖父!?!?」
『〜〜お師匠樣と呼べぃ!!和音よ!!』
「〜〜この口煩い感じ!!紛れもなく祖父だ!!」
『誰が口煩いぢゃとォ!?お師匠樣と呼べぃ!!』
「〜〜祖父だぁ❣❣えっ!?てか!!何で!?『追い剥ぎ御萩事件!!夏のお盆の時季だったので夜船(※御萩の夏の隠れた呼び名)追い剥ぎ事件!!』(←事件名です!!)の事件は無事に解決したのに!?祖父成仏してなぃぢゃん???なんで!?!?」
……もぅ、純情な感情がぐっちゃぐちゃだ。
……祖父に、また逢えて嬉しぃ。
……だけど。……たけども。……祖父は、、、、
成仏デキていない。違った。正しくは成仏出来ていない。
「ねぇ。祖父は、どうしてまだ成仏デキて、違った。出来てないの!?ねぇ。どうして!?」
……すると音魂祖父は、僕を見詰めて答える。
『…未だ成仏デキぬ…違ぅた。出来ぬのは、此世のへの拭いきれぬ未練故、、、、』
「…祖父は、死してなお、事件を解決してもなお、魑魅魍魎と化した未練を未だに残しているの…?」
……重ね重ね訊ねると音魂祖父は、僕をじっと、、、、見詰める。あまりにもじっと見詰めてくるので僕は何だか照れてしまい。
「……ん!?」
……と鈍感ラノベ主人公みたく疑問符を頭に乗っける!?
……何だか、此の状況デジャヴだなぁ。
『……ふふっ、お前は鈍感ド天然クールぢゃないポンコツドジ男子ぢゃからなぁ……未練はとくと五芒星の如くにあるがのォ…目下の未練は、可愛い孫の愛弟子のお前が、未だ音陽探偵見習いだからだのぅ……なぁに、お前が、立派な音陽探偵になった暁には、暁の空に、儂も清々しく成仏してヤルつもり、違ぅた。成仏してやるつもりぢゃ!!』
音魂祖父は、そう言って笑った。
「……もぅ、祖父ったら❢❢」
……もぅ、純情な感情がぐっちゃぐちゃだ。
……祖父に、また逢えて嬉しぃ。
……だけど。……たけども。……僕は、、、、
……祖父に、ちゃんと成仏シて欲しぃ。
……違った。成仏して欲しぃんだ。…だから。
……だから。僕は、、、、
「ー祖父、僕、祖父の様な立派な音陽探偵になるょーそして、祖父を成仏させてみせるからね❢❢」と敬愛する大好きな祖父に向かって誓ったのだった。
ーー音無 和音の音陽探偵見習い修行は続いて征く❢❢
滅されて♪百鬼夜行♪♪
〜音無 和音の音陽探偵見習い修行〜♫
♫〜此れにて終幕〜♫
後書きを書き忘れていたので急いで書いた(ノ*0*)ノ
此れにてこの謎のホラー百鬼夜行ミステリー小説!?
『滅されて♪百鬼夜行♪♪
〜音無 和音の音陽探偵見習い修行〜♫』
完結でございまする♫ヽ(=´▽`=)ノ♫
此処まで読んでくださった方々有難う御座います♡
大感謝♪大御(音)礼♪申し上げます♫m(_ _)m♫




