017 巨根
「メ、メェェメェェ?」『な、何をする気だ?』
彼女たちへの命令の内容をラムは理解できなかったようだ。俺は彼女たちの作業を横目に見ながら、あとは彼女たちに任せて、他の羊戦士たちを弱体化と野生化の作業を進める。
それぞれ長剣や短剣を手に作業にかかる。片手でラムの手を持ちあげ、腕から毛をそり落としていく。
ゾリゾリ、ゾリゾリ作業は3人とも無表情で行っている。
これがサイレントの状態か……。
『い、痛い痛い…止めさせてくれ』
長剣だとうまく剃れないから身を削いでしまっているようでところどころ血がにじんでいる。俺は無視して作業を続ける。アイテムボックスのポシェットがはずされる。
顔の毛は残しているので頭の大きなリボンは残ったままだ。頭でっかちのシルエットでマッチ棒みたいだ。
しばらくすると観念したかのようにラムはがっくりとうなだれた。
顔以外の体毛が剃られて、スッキリとなったラムのあそこをみると立派なモノがついている!
ほほぅ、こりゃあ俺の負けかな?
「ははは!俺のことを租チン呼ばわりするだけあって、いいものを持っているじゃないか」
『くっそっ!』
「よし、お前たちご苦労だったな。もう一度ラムに抱きつけ」
「「「…はい」」」
マインドコントロール オリジナルを●(オン)にした。彼女たちは、はっと我に返る。
「あれ?ラムさん?」
「もふもふの毛は?」
「きゃああああ~~~毛がないぃ~~~!」
特に中学生くらいの2人がショックを受けている。
鳥肌状態のラムにくっついていたが、肌触りが全然変わってしまったので飛び跳ねて離れる3人だった。
俺はラムに命令した。
「ラム、両手を前にして、腰を前後に振り続けろ!」
ぶらーん、ぶらーんと立派なモノを揺らし始めた。
3人の女子はラムのあそこに注目する。
「ラムさん…男の子?だったの?」
「やだ!その動きキモいやめて!」
「グロい」
「メェェ…メェェ…」『うぅぅぅ…やめろぉ…』
「最後に誤解がとけてよかったな」
俺は満足そうにうなずいた。
しばらく踊らせておくことにして、最後の別れをさせてやる。
5分後…。
あえて状況は説明しないでおこう。
ラムも悔しさなのか、別れを悲しむ涙かわからないが涙を流している。そして彼女たち3人も泣いている。
俺は万能バットで踊っているラムに能力永久無効化をかけて、背中を2回叩き、強制レベルダウン1を実行する。
はたっと4足歩行になり、顔も幾分かスリムになり頭についた大きなリボンをポトリと落として、草を食べ始めた。
俺はそいつの尻を蹴っ飛ばし、よそへ追いやった。




