はじめまーしてっ!……て?
「……い。……ーい。」
なんか聞こえる。
あぁ、王道のあれか。俺気絶したのか?
「おーい!」
声から考えて最初のフランス人形ちゃんかな。そういえばまだ女の人と話してないや。
「ちょっとぉー!生きてるの?おーい!」
あぁ。もう。
「うるさいな!生きてるよ!つかここどこっすか!?」
「あらあら。タメ口かと思ったら敬語ね。あなた面白い。」
あ、女の人が笑ってる。うわー上品だなぁ。
「おっ、目覚めたか少年!安心しろ。ここはそんなに酷い場所じゃないからな。」
うーん。なにがなにやらさっぱりだ。
しゃーねぇ。聞くか。
「あの、ここってどこなんすか?俺山の上で星見てたはずなんですけど…」
「うーん。あたしたちもよくわかんないんだよねぇ。っていうか!自己紹介まだだよ?しよーよ!」
ああ…このフランス人形ちゃんは元気だよな…
「私からねっ!アリス・ド・ベルナール。歳は13。フランス人よ。」
フランス人…か。みたまんまだな。金髪碧眼だし。
「んじゃーあ次俺な。レオナルド・マリーノ。イタリア人の21歳ね。」
イタリア人…か。優しそうだなー。なんか癒しー笑
「私の番ね。サラ・ウィンターソン。23よ。イギリス人。」
あー美人。ショートカットの金髪かぁ。バリキャリっぽいな。笑
みんなが期待の目で見てくる。自己紹介しろってことか。
「俺は海堂龍也。日本人の18歳。よろしくお願いします…でいいのかな。」
3つの、笑顔。
俺を歓迎する笑顔。
…今までこんな笑顔、出会ったことなかった。
どうしてこうなったかはわかんないが、かみさまに感謝、かな。




