↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
260/378

14-1 『陸上自衛隊・開発実験団コンペ会場』

14-1 『陸上自衛隊・開発実験団コンペ会場』



ここはコンペ会場。陸上自衛隊・開発実験団(TECOM)の面々が装備の点検を行っている。

各社から試験用に貸し出された装備が並べられ、一見するとまるで武器の市場のようだ。


その中でやはり目を引くのは、篠崎重工製のコンバットワーカーである。

全高約8メートルの人型兵装で、内部に人間が乗り込んで操縦する。

男の子なら誰もが一度は憧れるシチュエーションと言えるだろう。

このコンバットワーカーが一体どのような動きを見せるのか、試験を行う面々もひそかに期待を寄せていた。


挿絵(By みてみん)


次に目を引くのは、全高約2メートルの卵に手足が生えたような、変わった形のロボットだ。

こちらは神原重工製のフォトンアーマーである。


挿絵(By みてみん)


こちらも人が乗り込んで操縦するらしいが、搭乗の際は専用のスーツを着込む必要があるようだ。

それを考えると、篠崎重工のコンバットワーカーの方が手軽に乗れる分、フォトンアーマーはやや敷居が高いと言えるかもしれない。

そのずんぐりとした見た目から、どのような機動力を発揮するのか全く想像がつかない。


そして最後に、天野重工製の『サギ』だ。……名前からしてすでに少しふざけているとしか思えない。

こちらも専用スーツに着替え、体に直接装甲を装着していく仕様のようだ。

ほかの二社に比べると、見た目のインパクトでは幾分見劣りするともいえるだろう。


挿絵(By みてみん)


しかし、天野重工のハンガーはユニークの一言に尽きる。

トラックの上に『ハンガー』と呼ばれる装備装着機が搭載されており、スーツに着替えた人間がその中に入ると、自動で装甲を装着できる仕組みになっているのだ。

装備の換装時間という点では他社に劣ると言わざるを得ないが、サギの最大の強みはオプションの圧倒的な充実ぶりにある。


飛行ユニットに加え、二輪車のバイクやバギーのような三輪車まで取り揃えられているのだ。

いささか大きく不格好にも見えるその姿から、実戦でどのような動きをするのかはやはり想像がつかない。

いずれにしろ、この天野重工の『サギ』もまた、癖の強すぎる代物と言えるだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。