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最臭屁器聖女は勇者パーティーを離脱しました  作者: 凜古風
タマタマは男の宝物です

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13/58

装備は整い、夜もふけて

 いろいろと買い物を済ませると、もう日が沈みかけていた。

「おっしゃ、服も新調したし、装備のエエのんになったし、どっからどうみても、一流の盗賊スカウトやろ」

「そうだなぁ、メイド服も捨てがたいが、コッチもいいな」

 今、セィソ着てる、高級スカウトスーツは、とても動きやすそうだ。ひざ丈のズボン&へそ出しのパーカーで、日本だと若い女の子がストリートダンスでもしてそうな恰好だった。防御力より機動力らしい。まぁ、オジサンの目の保養には非常によろしい。黒髪ロングだし。


「せやろ、せやろぉ♪めっちゃ動きやすくて、ウチの魅力も青天井や」

 へそ出しのパーカーの胸のトコロがゆっさゆさと上下に揺れる。中身は既に知っているが、大きなたわわが2つ入ってるんだよなぁ~。

 そして、俺は買い物の時に思った疑問を尋ねてみる。

「資金もあるんだし、もっといい装備買っても良かったんじゃないか?」

 セィソが俺の耳に唇を近づけて囁く。

「そんな贅沢して、魔王倒したのんバレあたらアカンやろっ。ギルドで言われたやん」

 なるほど。彼女の方が考えていたらしい。


「ん~ふふ。でも、ウチの持ってた鞘に挿入された『黒鋼の短剣』に合わせたトータルファッションや。気に入らんワケないやろ」

「さっき武器屋で、短剣を贈る意味を教えてもらったよ……はぁ」

「色々と、もう事後やからな」

「へいへい、こんなハゲたオッサンでよければ」

 結婚詐欺だぁ~になるんだろうか?まぁいいや……多夫多妻がオッケーな異世界で、四人目の妻ができただけ。でもなぁ聖女アイツを探すのに、出て行く理由を増やして、どうすんだ。


「宿屋やで~、入るでぇ~」

 気が付けば到着してたらしい。一緒に入口をくぐると、セィソはカウンターに移動して交渉していた。

「オッケーや。ギルドで教えてもろた通り、ちょっとの追加料金で、空き室のロイヤル・スウィイト・ルームに変更できたでぇ。今夜は頑張ろな」

「……お、おぅ」

 おじさん、大丈夫かな。昨日、限界まで出しちゃったし。

と、そんなことを考えていると。

「ほなっ部屋に荷物おいて、晩飯ばんメシやぁあああ」

 さぁさぁ、と今夜泊まる部屋に移動させられた。


 部屋に移動すると。

「……高級ラブホだな、こりゃ」

「なんやそれ?」

「ああ、俺の元いた世界で、男と女が交わるホテルだよ」

「いやもう、そのとおりやん。メシのあとウチとするんやろ?」

「まぁ、そうなんだけど、なんか呆気にとられてさ」

 放屁聖女と二人の時は金銭的余裕がなくて安宿だったし、人数増えてからは令嬢と王女は金持ちだったけど、大人数でこんな部屋は無理だったろうし。

「ほら、荷物おいて、食堂いくでぇ」

 そうだな、ここは異世界だ。ラブホテルに食堂はないものな。格安ルームサービスはあったけど。

「ああ、わかった」

 俺達は食堂に向かった。

 そして出てきた料理が……

  ・マムシの蒸し焼き

  ・スッポン鍋

  ・オーガ白子の長芋焼き

  ・牡蠣のニンニク炒め

「こ、これは……何とも」

 とっても、身体の一部分が元気になりそうなメニューだった。


「「いっただっきまーす」」

という、ことで二人で、もりもり食べる。

「白子ってキンタマやんなぁ」

「そうだな」

「そうか、こう料理すれば食料にもなるんや……」

「何を考えてるんだ?」

「タマのあるモンスターと遭遇したら、食ったろかいな?って思いついただけやねん」

「……こっわ」


 すると、セィソの体が少し光る。

「おっ、ウチのスキルが、また成長したわ『白子ボール料理クック』やて」

「マジかぁ~、俺のタマには使用するなよ」

「せやなぁ、とりあえず、使わへん方向で考えとくわなぁ」

 恐怖で、しばらくの間、味がしなかったじゃないか。


「ごちそうさま」

「ほな、部屋いこか」

 そうして俺達はロイヤル・スウィイト・ルームに移動した。


「じゃぁ、俺は、先にシャワー浴びて来る」

「う、うん……よろしく。なんか照れるわぁ」

 交代でシャワーを浴びたあと……激しい男女の夜を過ごし、疲れた俺達は眠りについた。


よく考えたら、二人が出会ってからの24時間がやっと経過したんですねぇ。

やっばいなぁ、展開が早すぎたかなぁ。

異世界召喚されてファーストキスから始まる例の名作もありますし。

え?わからない?

 例 → レイ → 0 → ゼロ

キンタマ掴まれたら、使い魔にされるっしょ。男だし。

ん?わかった?


そういえば、ラブホテルで領収書もらったら「お食事代」になるんですよねぇ。

経理に回したら、それを知っててめっちゃ怒られたりします。

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― 新着の感想 ―
[一言] なんちゅうスキル追加(;゜Д゜) これはボールリバース(ball rebirth)……満タンにした状態に無理やり戻すみたいなスキルとかもありそう(ォィ
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