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異世界を俺なりに楽しむ  作者: パーティーチキンカレー
エルフの村と辺境都市ファシア
30/34

辺境都市ファシア2日目(転移ポータル)


 スキル屋をでた一樹は、左手で空の魔石を『回転』右手でただの石を『圧縮』しながら歩いていた。

 いらない子扱いされていたスキルでも、Lvが上がれば役に立つはず!まずは料理が楽になる。まぁ、ミキサーと圧力鍋を使えばいいんだが…Lvは上げとけばきっと役に立つ!きっと。


 ブラブラと歩いていると転移ポータルの前についた。


「よし。並んでる人も少ないし登録だけするか。」


 転移する為並んでいる人は10人もいない。すぐに順番はやってきてポータルに触れることができた。すると、レベルアップしたときのように自動でウィンドウが出現した。


=============================================


転移先がありません。


『ファシア③番ポータル』登録しますか?   Y/N


_____________________________________________


 Yを選択し、「ポータルの登録だけです。」と後ろに並んでいた人に謝り、列から離れた。

 離れはしたが、ポータルが見える位置にあったベンチに座った。


 転移ポータルって作れるんじゃないか?と疑問が生まれた。

 だって、ウィンドウにファシアの名前出てきましたよ?都市の名前なんて作った人が設定するしかないでしょ!ってことで作りたくなった。転移が出来るなんてロマンだな!


 先程『鑑定』は試してあるが、作り方や材料の説明はなかった。

 しかし!『鑑定』は、いや、『鑑定さん』はもっと出来る子だと思うのだ!!

 思考により結果が変わるスキルを多く所持している俺だから分かる。

 『鑑定さん』のポテンシャルは、俺の思考によりもっと上がるはずだ!


「信じてますよ!『鑑定さん』」


=============================================

 ファシア都市内転移ポータル(③)


素材

『多頭竜の脳』『グレイモスの鱗粉』『??』『吸引水』『ミスリル鉱石』『次元鉱石』『次元草』『???』『キングスライムジェル』『七色珊瑚礁の粉末』『?????』

付与

『???』『???』

_____________________________________________



 グッジョブ!!『鑑定さん』はやれば出来ると信じていたよ。ハテナが多すぎる気もするけど…

 しかし、使う素材が多すぎではないか?転移ポータルを開発したやつは変態だったんだな。いい意味で。いったいどれだけ失敗したのだろう…


「こりゃ作るのは無理だな。これ作るなら『転移魔法』を手に入れたほうが早そうだなぁ。材料がたまたま手に入ったら挑戦すればいいかな。」


 『鑑定』の新しい使い方、転移ポータルの謎がわかったし、金糸雀亭に帰るかな。


☆★



 金糸雀亭に戻ると酒飲み共で溢れていた。唖然としていると女将さんが声をかけてきた。


「すまないね…領主様が制限を一部解除してくださったのを知って、冒険者のバカ共が騒いでて。すぐに夕飯にするかい?」


「制限解除されたのは良かったですね。これで都市の日常を体験できます。忘れてたのですが、朝お風呂入ってないので夕飯前に入ってきてもいいですか?」


「構わないよ。30分後に食べられるように準備しておくから、あんまり長湯するんじゃないよ?」


 そういうとカウンターに置いてあった砂時計を180度回して置いて厨房へと向かっていった。

 砂時計には30の表記があったので、これで30分を計るのだと思う。


「分かりました。」


 返事をするとすぐに風呂場へと向かった。


 金糸雀亭は入って左側が食事処、正面に宿屋のカウンターと階段、右側に風呂場へと向かう通路がある。風呂場はもちろん、男女別。

 風呂場には昔ながらの銭湯のような四角い風呂が2つと洗い場があった。湯は熱い湯とぬるま湯。大きさは5~6人入れば満員の大きさだ。洗い場にシャワーはない。代わりにお湯を出す魔道具があった。


 お風呂から出て、食事処へと向かった。

 空いている席に座り、待っているとパナが料理を運んできてくれた。


「今日は、ロークスのステーキ、ご飯とスープ、玉子焼き、サラダになります!」


「ありがとう。ロークスってなんだい?」


「えっと…ダンジョンに出現する大きな角の生えたイノシシ?皮膚はワニみたいにゴツゴツしてるの。」


 なるほど。パナの説明でどんな奴の肉なのかはなんとなく分かった。

 運ばれたステーキはデカかった。おそらく1㌔ごえの肉の塊だ。食えるだろうか…

 少し尻込みしていると、女将さんがこえをかけてきた。


「なんだい?一樹は肉苦手かい?」


「いや、そんなことはないのですが、さすがにこの大きさのステーキを食べたことなくて。」


 火が通ってるかも心配です。とは言えない。


「そんなことかい。残してもいいからさっさとお食べ。うちの旦那は『プロの料理人』。『料理人』の上位職だよ。肉を焼くときは、一番美味しいタイミングが分かるんだよ。それが冷めちまったら勿体無いよ。」


 そういって仕事に戻った。


「こいつはごちゃごちゃ考えても仕方ないな。温かいうちに食うべし!いただきます!」


 そういってステーキを頬張った。

 美味い!なかなかの歯ごたえだが、噛み切れないわけではない。そこにニンニクの効いたパンチのあるソースがよく合っている。これは米が進む味だ!

 進むし美味しいのだが、食べきれない。

 おかしいだろ!?スープと玉子焼き、サラダにまで肉が入っていたぞ。1日中ダンジョンにこもっていた冒険者だって食えないだろ。


「女将さーん。食べきれないから夜食として持っていってもいいですか?お皿は洗って明日の朝返しますんで。」


「構わないよ。ちゃんと皿を返してくれるならね。」


 女将さんから了承を得たので、各料理を『アイテムBOX』に入れて宿部屋に戻った。 

 

☆★


 ベットに腰掛け、タブレットを開いた。


「とりあえず、今日の行動のまとめ、ファシアと人関連で感じた事、金策、領主対策かな。」


===========================================================


  辺境都市ファシア2日目


①:私服を買う○

②:図書館で調べもの△

③:スキルブックとは?○

④:冒険者ギルドへ行き、宿屋『金糸雀亭』に泊まっていることの報告、常設依頼のクリア○

⑤:屋台、露店の調査△

⑥:生産用の道具✕

⑦:畑に植える種✕

⑧:パン、酒、制作用の酵母✕

⑨:領主様との面会✕

⑩:商人ギルドの確認✕

_________________________________________________________



 こんなもんかな?

 今日の体験で1番驚いたのは、図書館の蔵書の量だ。当分は通う必要があるのだが、あと3つもあるって…可笑しくない?


 新しいタブを開いて別のことを記入し始めた。


=========================================================


 その他(走り書き)


1:剣と魔法と魔道具が発展した世界だった。街灯、水と温水、冷蔵庫、コンロの魔道具あり。(冷凍庫なし)

2:モンスター、ダンジョン、冒険者、スキル、魔法。

3:確実にレベルを上げればTueeeeeができると思う。

4:選択肢にあった、職業『賢者』が意味するものとは。

5:金策として①屋台②定期的にウィスキー(酒類)をギルドマスターに高値で売りつける③奇抜なボタンを開発④上位冒険者を真面目に目指す⑤魔道具開発⑥農家⑦ウィルに頼んで領主が所有しているだろう兵士に志願する⑧地球産のものを売りまくる⑨木工品、石工品、ガラス製品を売る

6:領主への手土産として①酒②魔道具③料理④花⑤武器⑥エロ本⑦武具⑧魔石⑨宝石⑩ポーション

7:転移ポータル作りたい(???が全く予想出来ないので重要度は低い)

8:宿屋のテンプレ事項:看板娘パナと仲良くなりたい。もしくは、スキルブックを与えて最強の看板娘に育て上げる。

9:『スキル屋』をもっと活用、無駄になってもいいのでスキルを集めたい。

10:奴隷ハーレム目指す?

11:武器屋、防具屋のチェック

12:神殿、教会テンプレ、祈ったら神様に会えるのか。


__________________________________________________________



「書き出すと結構やってないこと、やりたいことってあるもんだな。あっ!まだ職業スキルにあった『耐性強化』やダンジョンに関することも調べなきゃなぁ。」


 チェックを済ませ寝ることにした。


(夕食で食べきれなくて持ってきた料理は、お皿を別のに移し、アイテムBOXに仕舞ってあります。)





 『糠袋と小娘は油断がならぬ』

ほころびやすくて目がはなせないということ。

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