第15話 死闘
俺たちはまたもや追い詰められている。
22階層に来ているのだがユニークモンスターに襲われた。
「照樹っちしっかりするにゃぁ!!!」
「今治すからね~エルフニックハイヒール」
「ん~なんだ俺死んだんじゃぁ……」
「胸に穴が開いたからにゃぁ~~~死んだかと思ったにゃぁ~~~」
猫宮さんが泣いているなんでこんなことになったんだろうな。
これは22階層を進んでいる途中。
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普段通り進んでいた、だが全貌からミノタウロスエンペラーデスマーガンという個体。
名持ちだしかも【ギザスター】という名持ち。
名持ちのモンスターはユニークモンスターで普通よりも強いモンスターだ。
ギザスターが俺を狙ってきたのは覚えている。
そして胸に穴が開いた。
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そして今に至る。ミノタウロスエンペラーデスマーガンはあまりにも強いモンスターだ。
銃と斧を使いこなす。
銃で撃ちぬかれる恐怖は並大抵の恐怖じゃない。
「みんな下がれ……あいつは俺が引き受ける」
「だめにゃぁ照樹は負傷した後にゃぁ」
「そうよエルフの風盾を張るわ」
「いけるか? 猫宮さん、コマリちゃん?」
「うんいけるたぶん」
「もちろんにゃん!!!!!」
銃を放ってきた。
弾丸は風の盾に阻まれる。
どう攻める? とりあえず魔法を放ってみよう。
ファイヤボール。ファイヤアロー。とりあえず少しは効いているようだ。
俺は体の周りに強化魔法をかけた。
そのまま金属バットで一気に殴りつける。
でかブツこれでも喰らえ!!!
一応効いている。からの絶望。
俺は右肩を抉られた。
すぐに治療魔法をかけてもらう。
すると治った。
俺はまだいける。
猫宮さんが爪を巨大化させている。
「喰らええええええええええええええええええええええええにゃあああああああああああああああああ!!!!!!」
猫宮さんの一撃かなり効いている。
まだいける。
俺は魔力を全力で金属バットに籠めた。
そして一気に殴りつける。
すると金属バットが光った!
【金属バットが黄金バトルバットに深化しました】
なんだこのモノローグは??
黄金バトルバットだと!?
それは強いのか。
強いならいける。
まだいける。いけるだろ俺の獲物は!!!!!!!!!!
殴りつける。武器の深化は長く使うと起きる現象だった。
ダンジョンの魔素を取り込むことでそうなる。武器がダンジョンの環境に深化するのだ。
そうして俺のバットは最強になった。
ミノタウロスエンペラーデスマーガンは一歩ずつ弱まっていく。
そして最後にこと切れた。
「やったにゃぁあああああああああああああ!!!!!」
「やりました照樹さんユニークモンスターの撃破ですよ!!」
「それは凄いことなのか?」
「それはもう照樹さんはFランクですよね?」
「探索者ランクのこと?」
「そうです」
探索者ランク。それはある程度の探索者の強さの評価。
でもFから始まり最高はSランクまである。
コマリちゃんはDランク。
猫宮さんもDランク。
これでランクアップするかもしれないと。
ミノタウロスエンペラーデスマーガンの【ギザスター】のネームプレートというものを落とす。
名持ちのモンスターを倒すとネームプレートを落とすらしい。
しかも金のプレートこれはAランクモンスターのプレートらしい。
これを探索者ギルドまでもっていくと俺の探索者ランクはDまで上がった。
コマリちゃんと猫宮さんはCランクまで上がった。
これでCランクがパーティの三分の二まで来た。
梅田ダンジョンの深層までいける。
梅田ダンジョンは100階層あると噂の超高階層のダンジョン。
しかも良い情報が入った。
100階層の初大ボス撃破ボーナスでエリクサーが手に入るという噂だ。先日黄金の領域というAランク探索者パーティーがエリクサーを手に入れたという情報がニュースになっていた。
それは梅田ダンジョンの100階層を攻略したからだというニュースだ。
それだけのものだ。100階層はかなりの深層だ。
それだけ凄いことなのかもしれない。
コマリちゃんのためにエリクサーを手に入れた。当面の目標は決まった。
そして俺たちは動き出す。もっと高い目標のために。




