「最終話」 いやこれで終わりってダメだろ。だが、そんなセリフは作者権限でかき消された。「どうしてこうなったかな~」そんなことを考えた
日数をあけてしまってすみませんでした。
そのせいか、おかげか、PVが1万超えて現在1万3千、ユニークも4千。
そんなにもこの作品を気にしていただけて、感謝感激です。
今回の話ですが本当ならもっと伏線をたてて違和感ない展開にしたかったけど・・・原作があってのこの作品ですから無理やりこの展開になりました、すみません。
「コロス、コロス、ぜって~コロス。チリも残さずコロス!!」
どうせ男とばれたんだ、この国に居場所なんてないだろう。
こんな国、目の前の奴を殺してさっとおさらばだ。
「や、やめ!」
右手に集まった魔力を全力で投げ飛ばした。
「死ね~~~~~」
魔力は巨大な風の壁となり国一バカを壁へと叩き付け続ける。
「うわあああああああああああああああ」
周りの壁は少しへこむがその程度の威力。
そして国一バカに当たる風は、小さな隙間ができるようになっている。
「ああああああああああああああああ『パリン!』」
その隙間は、風の流れの隙間ではなく、風のない真空となり、無数の刃となって襲い続ける。
「きゃあああああああ~~~~」
「え?」
国一バカを守っていた?外装のような物が弾けて魔力で起した風は打ち消された。
風によって叩き付けられていた体は、その力を失いそのまま床へと倒れこんだ。
そして駆け寄って確かめるが、そこには気を失った一人の女性が居るだけであった。
「なんで?」
気絶した女性をベットに運んだが、まだ起きる様子もない。
「何が一体どうなってるんだ?誰か説明してくれよ」
そう、誰に言うでもなく、独り言をつぶやいた。
「ならワシが教e『ドーン』」
いきなり現れたアロハの爺を全力で殴り飛ばした。
持っていたさんしを置いて、国一バカを叩きつけていた壁の方へ飛んでいく。
先ほどの攻撃のせいで脆くなっていた為か、その体を受け止めることなく、崩れ去っていった。
崩れた壁のガレキとともに隣の部屋の壁に叩きつけられた。
「い~所に出てきてくれた。ちょっと説明しやがれ」
近づき、少し瓦礫に埋まった体を左手で胸倉を掴んで引きずり出す。
「ちょ、ちょっと待つのじゃ、セリフと行動が間違ってるぞ」
どうやら振り上げた右の拳の位置が納得できないらしい。
「なに、どうせ俺の攻撃はそんなに痛くないんだろ?説明のついでにストレス発散のために手伝いやがれ」
「まて、待つのじゃ。今のおぬしの攻撃は洒落にならん、色々問題もあるのでやめるのじゃ」
「あ~ん?」
しかたないので、左手を離し、というか床に叩きつけ、仰向けの体勢の神様(仮)の腹の辺りを軽く踏みつけ、逃げられないようにする。
靴がヒールだったので踵が少しささり「グエ」っと声が聞こえた気がしたが無視する。
「で?なんだ?さっさと説明しやがれ」
「何でこんな体せiグエ。わかった、わかったのじゃ、説明するのじゃ」
「よいか、よく聞くのじゃぞ。おぬしの力は条件がつけられて強くなっておる。はっきり言うとじゃな、純粋な力で言えばわしより強い。じゃが問題は条件じゃ、その力の反動で極度の虚脱状態になり指一本動かすのも困難な状態になる。もちろん魔力なども扱えない」
「な!さっさと戻しやがれ!!」
そう言いながら足に力がこもり思いっきり踏みつけていた。
声を出せず必死のジェスチャーでやめるように指示したのでしかたなく力を緩める。「ゴフ、ゴフ。ほんとに洒落にならん力じゃ、魔力で守っておるのに、それを貫いてくるとは」
「よいか、おぬしの力はわし以上じゃ。残念ながらわしの力で戻す戻さないの問題じゃない」
「なんでこうなったんだ!!」
「おぬしがムリして魔力を使ったからじゃ。おぬしを縛っていた魔封じの縄はおぬしの力では切れないのじゃ。じゃが怒りに任せて魔力を使い、他者から力を奪う事でそれを可能にしたという事じゃな。しかしの、その力を奪う時に使ったラインが定着しそのためにそのものから一定以上、およそ1km離れると先ほど言ったような状態になるのじゃ」
「そんな・・・」
さっきのアレのせいでこんな事に・・・・・・ちょっとまて?
「魔封じの縄とか、怒りに任せてとかの時にラインがって・・・」
「そうじゃおぬしとラインが繋がったのは、今おぬしの後ろにいる奴とじゃ」
「な!!」
全力で振り返るとそこには先ほどベットに運んだ女性が立っていた。
「ほう、それはいい事を聞いた」
「何がいい事なのか知らないが、お前誰よ!!」
「なんださっき俺様とあんなにも熱い口「ぶぼら」付けをしあった仲ではないか」
ききたくないセリフを言おうとしたので力ずくで止めようとしたら、足の拘束を解かれた神様(仮)がかばって代わりに殴り飛ばされていた。
「ま、待て、待つのじゃ。そ奴を殺しても条件に引っかかる。やめるのじゃ」
「ッチ。というかお前、なんとなく予想つくが誰だよ」
「もちろん俺様はこの国の国王だ!」
だよね、さっき「俺様」って言ってたあたりで予想できたけど。
だけど信じられない、というか信じたくない。
「見た目が変わったのは魔力で変えていたのだ。強力な防壁としての効果もあるのでお前の攻撃も気絶程度で済んだわけだね」
そんな、さっきので死んでいればよかったものを・・・
「そんな、俺はこれからどうすればいいんだ・・・」
「そんなの、俺様の妻になればいいだけだろ」
「何故そうなる!俺は男だぞ!!」
「ま~確かに、男は嫌いだが・・・」
そう言いながら、舐めるように俺の姿を見る。
「アリだな」
「何がアリだ~!!」
反射的にぶん殴りそうになるが
「いいのか?俺様を殺してしまって」
そのセリフに動きが止まってしまう。
「妻にするというのも、お前の事を考えてだぞ?国王である俺様と常に一緒にいるなどなかなか難しい。だが妻になれば常に一緒にいることは何とかなるだろう」
確かに・・・だが・・・
「不満か?でもいいのか?俺と離れてば指一本動かす事も出できない美女、そこに通りかかる男たち・・・・」
「やめ~~~~、そもそも俺は男だ!!」
「誤差の範囲で済まされるだろう」
ずいぶん大きな誤差の気がするが、高校時代の黒歴史を思い出し否定できなくなった。
「それに周りが子供はまだかと言われてなかなか困っていたのだ、ちょうどいい」
そりゃ女同士じゃ子供できないから困るよね。
「いやいやいや、ちょっと待て。そもそもあの爺もいる、っていつの間にかいない!!」
「そいつなら、さっき手を振りながら消えていったぞ。さあ、諦めろ」
「い~~~や~~~」
抵抗したいが、力加減を間違って殺してしまっても困る。そもそも高校時代のイジメのせいで、あまり女性に強く出れない。それとも遺伝か?
とにかくまともな抵抗をする事は出来なかった。
「どうしてこうなったかな~」
このような作品を最後まで読んでいただきありがとうございます。
え?コレで終わり?って思うかもしれませんがコレで第一章は終わりという事になります。第二章を書く予定はあんまりないんですけどね、そもそも展開考えてないですし。
今後の予定ですが、原作を裏で書き溜める作業をやりながら、「本当なら連載可能なお話だけど、連載2本も抱えるなんて無理だろ」そんな理由で短編にまとめてる作品を投稿して、気が向いたら「姫様ニート」の方を書いていこうかと思います。




