朝、インドで顔を洗ったら血まみれになった
私は乱視持ちで、メガネがないと近く以外はぼやけて良く見えません。
日本ではコンタクトを使っていた時期もありましたが、インドでは絶対にコンタクトを使うことはないと思います。
理由は簡単です、砂漠性の気候の土地で砂埃が多い地域でコンタクトをしていたら・・・・・・外出する度に目がゴロゴロして大変だからです。
おっと、今回は血まみれの話でしたね(^_^;)
それはデリー南部で生活している時のことでした。
私は朝起きて台所で普通に顔を洗います。
台所にはタオルが置いてあって、洗顔してさっぱりした私は、「今日も一日がんばるぞい」と気持ちを引き締めて、タオルで顔を拭くのですが、ふと、タオルにいくつもの赤い染みがあることに気付きます・・・・・・
おいおい、鼻血か!?
と思って、鏡を見ると、鼻どころか顔中いたる所が赤くなっているじゃないですか!?!?!?
そして、鼻の穴からは特に血が出た形跡はない・・・・・・
これはまさに密室殺じ――っと、人は死んでいませんでしたね。
この事件の犯人は誰か?
答えは数分も経たずに分かりました。
・・・・・・痒い。
めちゃくちゃかゆひ・・・・・・
そう、蚊です。
まあ、あいつらも結局潰されているので被害者な訳ですが、常日頃からあいつらに侵入されないよう努力している私にとって、この量は衝撃的でした。
取りあえず、ぼんやりした視界では、事件の真相も霧の中なので、メガネを掛けます。
スチャ
クリアになった視界で台所をチェックしていると、台所のシンクの壁にまだ何匹も付いていました。
オイオイオイオイ(^_^;)
しかも、私は現在進行形であちこちを吸われていました。
殺虫剤をキッチンにばらまき、視界に入る全てのあいつらをやっつけた私は、改めて原因を考えました。
前日はキッチンに蚊はいませんでした。少なくともこんなに大量には。
朝、起きてすぐの洗顔でしたので、窓もドアも開けていません。
あいつらはどこから来たのか?
結局その日は分からず終いでした。
そして、次の日を迎えた私にまた同じ事がおきました。
今回は、身体に付いた蚊を追い払った後、殺虫剤を使わずに様子を見ることにしました。
すると・・・・・・
ぷーん
ぷーん
ぷーん
台所の排水溝から次々と蚊が出てくるではないですか!
最近の建物は分かりませんが、私が住んでいるアパートは古く、配水管がU字やS字ではなくストレートに下水に繋がっているので、下水道から蚊が配水管を通って侵入していたのです。
臭いなーと思うことはありましたが、まさか匂いだけでなく蚊まで下水から侵入してくるとは思ってもいませんでした。
更に次の日の朝、私は洗顔の前にメガネを掛けて台所をチェックしました。
んん??
蚊はシンクの壁に数匹ついていましたが、それほど多くはありませんでした。
洗顔の時と何が違うのか?
――水か!
私は水道の蛇口を捻り、勢いよく水を出しました。
すると、排水溝から出てくる出てくる・・・・・・こういうのを蚊柱というのでしょうか?
私は用意していた殺虫剤で全てを殲滅すると、スッキリしました。
そもそも、排水溝にゴミ受けなど蓋になるようなものがないのも問題でした。
ということで、今回の事件の顛末は以下になります。
下水道にいる蚊が夜の間に私のアパートの排水溝内に少しずつ溜まり、翌朝私が洗顔のために水を流すと、排水溝内の蚊がそれから逃れるために排水溝から台所へ一気に飛び出す。そして、飛び出した蚊は私の顔に大量に群がり、あちこちを吸血する。しかし、すぐにタオルで顔を拭くため、逃げ遅れた吸血中の蚊が潰され、タオルと私の顔が血まみれになった・・・・・・おぇ。
もちろん、それからは私はネットで排水溝は蓋をするようにしました。
今でもあのアパートは夏になると、蚊柱が人を襲っているかもしれませんね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
別で連続小説を書いていますので、良かったら読んで頂けると嬉しいです。
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