~帝鸞学園の水泳の授業の様子~
次第に暑い日が多くなり、夏になりました。
夏と言えば水泳です。私は水泳が得意なのでとても楽しい季節です。
今回は水泳の授業の様子をお楽しみ下さい。
─7月になりました。
帝鸞学園では6月の後半から水泳の授業が始まります。私は泳ぐのが好きなのでとても楽しい授業です。帝鸞学園のプールは「室内型温水プール」なので、雨の日でも問題なく泳げます。初等科、中等科、高等科にそれぞれ専用のプールがあり、プールの大きさはいずれも50メートルプールです。コースは8コースあり、両端の壁に近い部分は1つのコースの半分程度の幅があり、サイドスペースとなっています。プールに使われている水は、必ず巨大な浄水設備を通して使用されます。そのため、塩素の使用量を最小限にでき、児童・生徒が臭いで気分を悪くしないようになっているのです。更に、プールの水深は正式な大会にも使用できるよう、通常は2メートル以上あるのですが、初等科の授業が行われる時は最も浅い場合では水深を1メートルにすることができます。更に、プールの中に沈めて使う「台」も用意されているので、安全に泳ぐことができます。プールサイドにはビート板やプール用の玩具が用意されており、更衣室にはウォーターサーバーまであります。その他、更衣室には洗面台が20個以上並んでおり、全てにドライヤーが配備されています。水泳の授業は学年ごとに同じ時間帯で行います。一回辺り2時間の授業で行い、男子と女子でそれぞれ4コースずつに別れ、1コース辺り12人か13人となります。コース分けの基準は、泳力によって行われます。男女それぞれ、壁から遠くプールの中心に近いほど泳力の高いグループとなります。ちなみに私は最も男子に近いコースでしたので、Sグループでした。泳力のランクは上から「S」「A」「B」「C」の4つがあります。主にタイムの早さや泳ぎ続ける体力、向上心の程度によってコースが分けられます。コースは変動することもあるので、油断はできません。
7月のある日、3年生は3、4時間目に水泳の授業がありました。私は2時間目の授業が終わると、真っ先にプール道具を持って更衣室へと向かいました。更衣室に到着し、誰も来ないうちに学校の水着に着替えました。最初に到着すると、タオルを巻かずに着替えられるのでとっても楽なのです。
そして私はタオルも巻かずにウォーターサーバーのお水を飲みました。そこに、後から来た朱梨ちゃんや桜子ちゃん、袈蓮ちゃん 達がやって来ました。私は動じる事もなくお水を飲み、プールサイドへ出ました。3時間目がチャイムが鳴り、最初の集合の時間になりました。私は「Sグループ」のコースの前に並び、準備体操をしました。そして、シャワーを浴びました。シャワーは冷水と温水とが選べますが、他の子はほとんど温水を浴びに行くので、私は空いている冷水のシャワーを浴びました。冷水のシャワーを浴びている子は女子では私と朱梨ちゃんだけでした。男の子では平野君や加藤君辺りが冷水のシャワーを浴びまていました。その後、グループ別に練習が始まりました。私は1年生の時から学年の女子では最も水泳の成績が良いです。ですので、「Sグループ」の中でも特に練習量の多いメニューで泳ぎました。陸上競技や集団競技は苦手なのですが、水泳は圧倒的に得意なのです。6月下旬には習い事の水泳も選手コースの「Bクラス」に昇格しました。選手コースの「Bクラス」は、高学年の子が多いクラスで、練習日は週4日になり、練習内容も多くなります。ちなみに、その上の「Sクラス」や「Aクラス」は中学生以上ばかりです。
そんな訳で、私は帝鸞学園の同級生の中では水泳が得意なのです。しかし、そんな私よりも水泳が得意な男子がいたのです。その子こそ「平野君武」君です。彼は3年生の最初の「検定」で最上級の「特別一級」になりました。「特別一級」は通称「特一」と言われています。この「特一」の条件は、100メートルを自由形で1分30秒以内、若しくは、平泳ぎで1分50秒以内 で泳ぐことです。彼は自由形を選択し、見事に1分24秒で泳ぎました。
私はその日と同じ検定では「一級」から「特別三級」に昇格しました。ちなみに、同級生の女子では最速です。私の上には「特一」の平野君と「特二」の加藤君がいます。朱梨ちゃんは今井君と同じの「一級」で、後はタイムの問題です。
帝鸞学園初等科の水泳の「級」には13段階あります。上から「特別一級」「特別二級」「特別三級」「一級」「二級」「三級」「四級」「五級」「六級」「七級」「八級」「九級」「十級」です。3年生の時点では、「八級」以下が「Cグループ」、「六級」「七級」が「Bグループ」、「四級」「五級」が「Aグループ」、「三級」以上 が「Sグループ」です。
特に泳ぐのが速く、特別メニューの練習をしている「平野君」と「加藤君」は男子からも女子からも「羨望の的」です。特にこの二人は自分達の練習メニューを達成すると、他の子に泳ぎ方を教える慈善活動も行うので、先生からも人気です。しかも、疲れにくく効率の良い泳ぎ方や、短時間に一気に泳ぎきる泳ぎ方まで、科学的に的確なアドバイスをするので、とても驚きました。平泳ぎは顔を出すときにできるだけ高い位置から水中に潜るようにし、水面を縫うようにして進むと、スピードが速くなる事や、背泳ぎでは横目でコースロープとの距離を確認すると左右にずれにくい事、バタフライでは手を戻すとき、親指を下に向け、頭を両側から二の腕で挟むようにると姿勢が崩れず、安定してスピードが出せる事などを教えていました。特に平野君は私とは違う所ですが、幼稚園の頃から水泳を習っていて、1年生に上がるとき、選手コースになりました。彼はほぼ毎日水泳を習っていて、その他の時間でお琴や書道等も習っているのです。そんな彼は、水泳の時が最も輝いているのです。一応、私もそれに準じる扱いを受けているので、それなりに満足ですが、やはり彼には驚きです。
そんなこんなで、とても楽しい水泳の季節は毎年とても楽しいのです。
とっても楽しかったです♪
私は同級生の女子では水泳が1位ですが、流石に男の子は強いです。特に平野君は足の早さは普通で、野球やサッカーも苦手なのに、水泳だけは圧倒的です。
水泳は健康にも良いのでとっても楽しいです♪
作者より、
今回は水泳の授業の様子を執筆しました。
次回もお楽しみ下さい。ごきげんよう♪




