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魔剣蒐集録Ⅱ  作者: 健康な人
5章:当然と構造の寓話
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【自由への断頭刃】

【自由への断頭刃】


 自由とは、選択できることである。

 例えば、休日に昼で寝ること。

 あるいは、無駄な買い物をする。

 もしかすると、もっと意味のないことかもしれない。

 しかしその選択には、意味は無くても自由がある。


 そして選択肢とは、理解しなければ存在できない。

 朝早くから動きたい人間が、昼まで寝ることを選べないように。

 必要のないものは、持ちたくないと思うように。

 意味がないと信じることを、選択したくないように。

 選択とは、いつも理解の先にある。


 そしてある時、人は恐ろしい力で自由を切り裂いてしまう。

 昼まで寝る意味なんてあるのか。

 必要のないものなんて買わなければ良いじゃないか。

 意味のないことなんだ、やめてしまってもいいじゃないか。


 自由の首元には、常に大きな刃が隠れている。

 この刃を落とすのは、いつだって善意の言葉だ。

 その言葉は、もしかすると正義と呼ぶのかもしれないが。



 ~~~~~~~~~~~~~~~


 人を支配すると伝わる魔剣。

 振り下ろされる直前まで見る事ができず、

 刃が見えた瞬間には自由を切り裂いている。

 余りにも綺麗な断面は、

 鈍感なものでは切られた事すら気付かないそうだ。


 ~~~~~~~~~~~~~~~



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