第95話 お猫様にも子育てを手伝ってもらいます(7)
うふっ、家の姫さまは凄いだろう!
美麗がんばれ、パパは応援するからね。
おおっ、今の突きは中々いいぞ。
パパは感激だな……。
まあ、父親のぼくはこの通りの親ばかだから、ファイティングキャットの美麗の技量を褒めてくれるのは素直に嬉しい。
しかし当の本人である美麗の方は?
まあ、真っ赤な顏だ。
それも鬼のような形相で次から次へと高速仕様の槍の突きを本気でファイティングキャットへと繰り出しているのだけれど。
ファイティングキャットの方はね、トンファーとカンフーの武術を使用して素早い動きと、自分の身体のバネを上手く使用して──彼は三等身だが、美麗の常人……。EランクやDランク、Cランク……。
もしかするとBランクの仙人や冒険者でも受けきることができないかも知れない、我が家の御先祖さまから受け継いだ──槍の達人技を難無く受け、避けるから。
いくら美麗はファイティングキャット褒められても面白くないみたい。
不満のある顔をしているから。
パパはあらあらと思い。
そんな怒りをあらわにしていたらアイカ譲りの可愛い顔が台無しだよ、と。
パパは苦笑いを浮かべながら思う。
それでも我が家の長女の姫さまは、二番目でもあるから気が荒いから。




