第96話 お猫様にも子育てを手伝ってもらいます(8)
「──キャットがいくらわらわのことを褒め称えてくれても、キャットは全部余裕で受け、避けているじゃない! だからわらわはキャットに褒めてもらっても嬉しくない……。ただの嫌味にしか聞こえないからね~、キャットがわらわに言ってくれている言葉は~!」
まあ、こんな感じで我が家の長女のお姫さまはファイティングキャットへと不満を漏らすから、パパは本当に困った。
あっ、ははは、と笑い誤魔化しながら、ファイティングキャットへとすまない、申し訳ないと心から思う。
だから後で彼に『ごめんね』、『申し訳ない』、『本当にすまない』と『本当にありがとう』と謝罪とお礼を美麗の父親として言わなくてはいけないな!と。
ぼくは桃太郎の昔話のお爺さんではなく、お婆さんへとなり、川でゴシゴシと手洗い洗濯をしながら思い。
美麗負けずに頑張れ! 挫けるな! と心の中でエールを送りつつ《《主夫業》》の洗濯をおこなうのだった。
◇◇◇
題 カンフーのお猫様はチートレベルなので(1)
「くそ! くそ! このやろう!」
まあ、何処で覚えたのだろうか?
そんな汚い言葉……。
ぼくは御妃さまたちからのクエスト……。主夫業の一つである洗濯……。
それも異世界ファンタジーぽくはないけれど日本の建設現場に置いてある大型の発電機を使用した洗濯機による洗濯ではなく。




