第38話 ぼくの特殊能力と技量は?(3)
「──健太の武術の技量はこんな感じよ!」
サラはぼくに対していきなりこんな声をかけてくると。サラはぼくの顔! 頬へと回し蹴りを入れてきた!
《バシン!》
だからぼくの口から「サラ、何をするんだ!」と荒々しく尋ねる前に、僕が幼い頃より、義父の英才教育の一環……。
そう将来この異世界……。ウィングルの国王へとなるため……。覇王へとなるために、ぼくが護身術の一つとして義父の命で空手道場へと通わされていたらしい、体術の受けの技がぼくの不満の言葉よりも先にでて、サラの回し蹴りを受け! 弾き! ツンデレ妃へと不満を告げると。
「──まだ、まだ、いくわよ! 阿保亭主!」、「仙術スキル《《神速》》! 発動!」
サラの口から《《仙術》》と《《スキル》》、《《神速を発動》》! と言った台詞が漏れるから、ぼくの口から「えっ!」と言葉が漏れて驚嘆する。
だってサラの容姿がぼくの視界から消えるから。
しかしだ! ぼくが驚愕を続ける暇等無かった。
だってサラの容姿がぼくの視界から消えれば直ぐに。
《ドン!》だ。
サラの握り拳がぼくの顔──左の頬へと一発綺麗に入るから、ぼくの身体は左へと状態を崩しつつよろけ、ぼくは悲痛な顔で。
「──痛いな! サラは!」
と不満を漏らすけれど。




