第75話 子供達に仙術を教えます(7)
只今新しく書いているスローライフのタイプの健太君の話なのですが、もしも読者さまの反応がよければ、今後はこちらへと改修しつつ、話しを移行していこうと思うのですが、只NTRとざまぁみろの物語ではなくなるので、その辺りを理解していただけると助かります。
ぼくは晋作の問いかけに対して笑い誤魔化した。
「ふぅ~ん、そうなのですね、父上……」
ぼくは令和の時代の日本人的な思想で、子供に対して他人に害を加える話は、余りよくはない話だと思い、晋作へと笑い誤魔化しながら説明をした。
しかし当の本人である晋作の方は、自分の顔色を変え、ぼくの話に対して恐れ慄くこともしないで平然……。
人を殺害する、しないの話を気にもしないで聞くから、父親のぼくは『えっ!』と驚嘆するのだけれど。
「別に喧嘩であろうとも何があるかわからないから槍や剣を持ちだしてもよろしいのではないですか?」
「ええ、美麗の言う通りですわ……」
「まあ、そうしないと自分が殺されることもあるだろうからな」
やはりぼくとは産まれ育った世界と国が違うからだろう。
美麗や江乃、晋作はこの通りで、武器を持って行く方が当たり前だと告げてくるから。
父親のぼくとしては何とも複雑な気分で……。子供たちへとどう話してしまえばいいのか困惑をしてしまう。
しかし槍や剣を持ってでないと自分たちの身に危険が迫る可能性がある、この異世界だから、晋作の何気ない言葉……。
この世界では当たり前の言葉を聞き、美麗と江乃……。そして幼い瀬名も。
「うん」
「ええ」
「はい」
ぼくの目の前で平然と頷き納得するから。ぼくはこの世界は常に死と隣り合わせなのだと再認識するのだった。
◇◇◇
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