第60話 ママは狩りに、パパは川へと洗濯(4)
そう神や精霊にしてあげたから、今後は永遠に暮らしましょう~。あなた~! うっ、ふふふ~と実行したほどの独占欲が強い、恐ろしい妻だから、ぼくは直ぐに永遠の25歳のアイカへとブゥブゥと豚さんになり不満を漏らした。
「──はぁ~、何を貴様は言っている、健太わぁ~! 夫の癖に何をわらわに不満を漏らしているのだ! お前! 健太わぁ~! もう忘れたのか、健太は? ──わらわのお気に入りの、この世界の獣の毛皮を剥いで作ったビキニ水着仕様の衣服を洗濯機で回して駄目にしたことを! それに? シルフィーやアヤ、プラウムが着衣をしている中華の後宮ドレスやチャイナドレス、着物をいつも、いつも日本へと転移魔法で運んでクリーニングへと出す訳にはいかん! 出費もかさむし、健太敵にも自分が幼少期からおこないたいとわらわたち告げていた《《異世界ライフ》》からも外れる外道な策だ。──だから今後は健太は川で桃太郎の昔話のお婆さんになって洗濯じゃ、わかったな!」
ぼくがアイカへとプンプンと不満を告げれば、今回は逆切れ……。ぼくが幼少期からアニメとマンガの影響で夢見てきた《《異世界ファンタジーライフ》》とはかけ離れている行為にあたるから、手洗い必要な物は、今後は川で洗濯しろと、アイカはぼくへと新しい《《クエスト》》を発動し、提示をしてきた。
だからぼくは子供たちの手前……。
特に我が家にも男の子……。王子……。ぼくの後を継ぎ、王さまにもなる長男がいる! それもこの場にいるから。




