第26話 大変だ!(9)
マジでこの姉妹たち怖い……と、ぼくは思えば、自分の顔色が蒼白……。身体もブルブルと振るえるけれど。
これだけいる子供たち……。もう既に成長をしている王子や姫を見れば、御妃さまたちに対して猜疑心の目から、父親であるぼくがいないにもかかわらず、子供たちを守り、育ててくれたことへの感謝の目へと自然と変わるから。
「……う~ん、わかったよ、みんな……。僕自身も深く考えるのは辞めたよ……。みんなありがとうね……。これからはぼくも父親らしく主夫業……。子育て支援をがんばるよ……」
ぼくはアイカ、エリエ……。シルフィー、アヤ……。
そしてプラウム……。
でッ、最後に『ウギャ、ウギャ』、『ギャギャ』と僕に柔道の寝技を掛けられ、二の腕で暴れるじゃじゃ馬御妃さまのサラへと。
「……ぼくのこどもたちを沢山産んでくれてありがとう……。本当に感謝しているし、嬉しいよ……。御苦労さま……」
ぼくは御妃さまたちへと感謝の言葉と労いの言葉を満身の笑みを浮かべながら告げると。ぼくはやはり物心がついている子供たちがいようともお構いなしに。
「──みんな愛しているよ! 大好き!」と告げ。
そのまま『ギャギャ』と抗い、騒いでいるサラの柔らかい唇へとキス……。熱く激しい大人のキスをおこなえば、サラは最初は驚愕するけれど。直ぐに瞼を閉じてぼくに熱い抱擁をしてきてキスを堪能し始めるから、じゃじゃ馬御妃さまは大変に大人しく、いつもの大人びた学園のマドンナ、生徒会長さまの彩へと戻ってくれました。
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