第125話 廃品回収(11)
ぼくたちの説明を聞いたアヤが『あっ、はははははは』と笑い。
ぼくの言っていることは嘘偽り無く本当のことだ。
シルフィーが国民の意見を聞き入れ、国営販売で子供用の自転車や大型乳母車をぼくに制作させて販売するのだとバカたちに説明をしてくれた。
だから悪者はパパではなくママたちだと子供たちも思ってくれたみたいで、パパへの冷たい目はなくなり、ぼくは安堵……。胸を撫でおろした。
特に江乃のぼくに向ける目は大変に冷たいもので、パパは大変に辛かった。
でッ、その後は、誤解が解けたぼくは、晋作が『でも父上、見たこともない若い人と楽しそうに会話をしながら茂みの奥に入っていくのを俺は何度も見た!』、『あれは怪しい!』、『きっと浮気をしていた!』と余計なことを呟いていようとも無視して、仙術スキルの《《制作》》に必要な対価がないから。
ぼくはアイカやプラウム、サラの御機嫌をとるように、三人へと『にゃん、にゃん』と甘えながら、何かよい方法はないか? と相談した。
するとアイカたちは《《大型ゴミ》》の廃品回収……。アーワインの街を綺麗にしましょう運動をしてみたらどうか? と提案……。
特にこのウィングル王国は他所の国とは違い、時空の女神を祖に持つ一族だから、日本とこの世界を行ったり来たりと。




