第110話 提案?(2)
ぼくも他所さまのお父さんたちと一緒で娘に不満がある時は、
『アイカ!』
『プラウム!』
『ウルハ!』
『お前、ちょっとこい、話がある』と。
ぼくも姫たちの目につかないところへと呼び出して、
『姫を何とかしろ!』と不満をコソコソ告げているよ。
でも偶にばれて姫に冷淡な目で睨まれて、ぼくはドキ! となり、自分の背筋を凍らせつつ姫にビビリながら汗! 汗! 冷や汗をかきつつ『あっ、ははは』と笑って誤魔化すこともある。
ぼくも王さまだけれど、他人の家のパパさんたちと同じで、奥さまには強いが、姫には大変に弱いく、頭が上がりませんと説明をしたところで、ぼくの話がだいぶん逸れたから話しを元へと戻すけれど。
ぼくが今日も超麗しい本物の天女さまのお妃さまたちの煌びやかな衣装を洗い終え、冒頭シーンの通りで、今日もファイティングキャット相手に武術の稽古に勤しんでいた晋作と美麗、江乃に瀬名に帰宅をしようと声をかける。
するとぼくのことをやっと本当の父親だと認識してくれて、以前よりも素直……。
まあ、少しはパパに懐いてくれたと思う? 王子と姫たちの口から。
「は~い」
「はい」
「ええ」
「パパ~、帰る~」
と、四人の口からも素直な返事が返るようになったから。




