第102話 更にお猫様に子育て支援をしてもらいます(4)
早く、早く。
僕は可愛い瀬名へと急かすように何度も手招きをした。続けた。
だから『はぁ、またか』と『また瀬名を甘やかす』とでも言いたい顔を晋作と江乃の二人がしながらこちらを見てくるけれど。
二人は瀬名のお兄ちゃんとお姉ちゃんなのだから、そんな目をしないで、妹のことを温かい目で見て上げようよと。
ぼくは「あは」と苦笑いを浮かべると二人は直ぐに察してくれたようで晋作は踵を返して反転──。
江乃の方もツンツン姫さまらしく。
「フン!」と悪態をつけば踵を返して──ファイティングキャットの許へと向かう晋作の背を追う。
そしてもう一人の我が家の姫さま……。美麗の方は相変わらずのじゃじゃ馬ぶり……。パパは美麗の将来が不安で仕方が無い言葉遣い……。
「うりゃあ、あああっ!」、「わりゃぁ、あああっ!」、「くそ!」と。
美麗は怒声を吐き、悪態を尽きつつ、ファイティングキャットへと槍の素早い突きの攻撃を仕掛けているけれど。
ぼくが召喚をしたファイティングキャットの仙人・冒険者レベルはチート級のレベル80だからね、今の美麗のレベルだと攻撃を当てるのは至難の業……。
だけど美麗には武に優れたオーク種族の血だけではなく、僕が御先祖さまから受け継いだ《《日本のサムライ》》の血と遺伝子も含んでいるから。
(お願い)
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