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爆誕

あれから数日が経った

波瑚と莉愛はナビAI 莉瑚の

開発に注力していた。


話によるともう既に

ほとんど完成しているらしい

愛莉はあんなに忙しいのに

いつ作業していたんだか、

分からないがほぼほぼ

完成間近らしい、

今思えば当時はゲーム業界も

AI利用が問題視され始めた段階

だったから完成しきるのも

時期尚早と見て愛莉は未完成の

まま放置していたのかもしれない。


今ではナビAIなど

あくまで補助目的の利用は

明記されていれば全く問題が

無くなっているから

あまりにも早い技術

だったのかもしれない。


そんなことを考えながら

作業をしていると

自分の役割が簡単に思えてきた。


幹人「ひとまず幼少期のランダムイベントのテキストから考えるか。」


そう呟いた時、電話が鳴った

着信を見ると兄貴だ。


幹人「もしもし、兄貴?何かあった?」


兄貴「何かもクソもたった今完成したぞ【天使の仕事は大変です!】がな!」


幹人「やっと完成したんだね」


と言いかけたところで

波瑚が部屋に飛び込んできた。


幹人「?兄貴ちょっと待ってくれ!」


幹人「どうした?波瑚?」


波瑚「出来たの!莉瑚が!」


珍しく顔を輝かせた波瑚。


幹人「波瑚おめでとう!これでお姉さんだな。」


幹人「兄貴!大変だ!莉瑚が完成したんだ!カメラにするから一緒に見に行こう!」


兄貴「ああ!」


波瑚の後ろを追いかけて

波瑚の部屋に入ると

既に部屋に居た莉愛が

スマホの兄貴を見て

少し恥ずかしそうにした。

おいおいそんなんだと兄貴に

気持ちがバレちまうぞ。

そんなことを心の中で

ぼやきながら波瑚のPC前に到着した。

椅子に座る波瑚がマウスを握った。


波瑚「今から起動するね。」


PC内のソフトウェアアイコンを

ダブルクリックした瞬間

"ポン"と音がして

煙から姿を現した。

容姿は波瑚に似ているが

昔の波瑚のように

髪が肩より上で髪色が水色。

カチューシャではなく

薄いイエローのリボンが

前結びになっている。

服は水色と白のセーラー服で

リボンが頭と同じ色だ。

目は藍色かな?

と見ていると目が合った。


莉瑚「あー!もしかしてパパさん?」


どうやら娘が増えたみたいだ。

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