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エルデ、高貴なる御嬢様と対峙する。

 

 青天の霹靂とはまさにこの事。


『混乱』が、私を押し包んでいるの。 何も言えず、ただ、立ち竦んでしまった。 様々な想定が、脳裏に浮かぶ。 フェルデンの正当なる御令嬢の名に、こんなにも私の思考を、乱麻の様に乱されるなどとは、思いもしなかった。 


『記憶の泡沫』が私に知らしめる、前世での情景。 


 其処には何時もフェルデン侯爵家の兄妹が、高い壁の様に聳え、私が願う『愛される』と云う願いを粉砕し続けていたのよ。


 でも…… 現世では、双璧の片側(フェルデン御継嗣様)の存在は既に崩れ…… そして、もう片側の壁(フェルデン侯爵令嬢)が、私との『意思疎通(・・・・)』の機会を持ちたいと、そう願われた。 


 混乱するに決まっているわ。 呆然としている私に、ケイト様が言葉を掛けてこられたのよ。




「エルディ様? あの、もし……」


「ハッ! いえ、すみません。 余りにも唐突に、貴顕の名前を耳に致しましたので」


「すみません。 わたくしも、同じでしたのよ。 ファンデンバーグの屋敷の方に、正式なご依頼として、両親に伺いを立てられて…… フェルデンと云う『貴顕』のお嬢様であれば、この学習院にて呼び付けられても、なんら不思議では御座いません。 他の高位貴族家の御子弟達が成されるように、御家の使用人に呼び付けられる様に、” お声掛け ” されても、おかしくない程の階位差に御座いましょ? それが、正式な面会の打診をされたのです。 極めて異例な事柄でした」


「えっ…… 侯爵令嬢、自らペンをお取りに成り、願われたのですか、それを? 傍付の方が代理とかでは無く?」


「直筆での ” 御請願(お願い) ” でしたの。 本当に驚いてしまって。 母にも何かわたくしがまた(・・)何か重大な失態を犯してまったのかと、ご心配をおかけしてしまいました」


「それは…… 困惑なさったでしょう。 それで、お逢いに成られたのですか?」


「ファンデンバーグの『寄り親』、フェルデン侯爵家よりの正式な要請。 遥か上位の侯爵家の御令嬢からのお呼出し。 ……断れる筈も御座いません。 了承のご挨拶をお送りいたしました所、早速にも日程を決められて、その旨をお手紙で……  矜持の崇高さは余人が疑義を挟み入れる事無い、素晴らしい人品骨柄の御令嬢でした。 お逢いしました時、あちらの御要望を戴きました。 それは、とても真っ直ぐなモノで御座いましたわ。 学習院の大食堂に併設されている、フェルデン侯爵家のサロンでエルディ様と『御話』がしたいと。 茶会や勉強会では無く、一対一でのお話合いとの思召しでした。 此方に、ご招待状をお持ちしております。 時間の指定も御座いません。 全てはエルディ様の御都合に合わせるとの思召しに御座います」


「その『招待状』もまた…… 彼の貴顕の『御直筆』ですの」


「はい。 執事、侍女、祐筆の手では無く、直筆に御座います」


「なんとまぁ……」




『手紙』を書く。 それは、当たり前の通信手段なの。 でも貴族社会では、その『当たり前』こそが、非常に重要視されるの。 『誰()書いたか』、『誰()書いたか』。 千変万化する貴族間の軽重(社交界)の中で、『一葉の手紙』が、停滞した状況(・・)を一変させる事など、当たり前に存在するの。 手紙の重さは、民の間のモノとは、まるで違う。


 『招待状』を綴る場合、特に重要な事柄に成るのよ。 


 彼女から、そっと手渡される『招待状』。 きちんと封筒に収められ、封緘が施されている。 良い紙なのは勿論、色味、風合い、更には『地模様の透かし』で作られているモノを使用できる者は少ない。 少なくとも、ケイト様が『虚偽(うそ)』を、話されているご様子は無い。


 彼女自身がそれを意図せずとも、そう誘導されている可能性も有るからね。


 『手紙』での意思疎通は、それすらも考えなくてはならない、非常に柔軟性がある、ある意味『あやふや』な通信手段だとも云えるの。 厳重に取り扱わねば、足元を崩されるのは当たり前。 そして、足元を崩された方が悪いのは、貴族社交界では常識と成っているのよ。


 ――― じっくりと観察する必要があるのよ、この『招待状』は。


 『表書き』は…… 気品が感じられて、貴族の矜持すら(あふ)れているわ。 少なくともこの手紙を綴られた方は『修辞学』を十全に修めておられる事は明白。 そうでなければ、この『招待状』の重厚な体裁(・・)は整えられない。


 封書の『裏書き(・・・)』には、フェルデン侯爵家の封印が封蝋に刻され、『招待状』が正式且つ、渡されたモノ以外に開封する事さえ出来ぬ様に【封】の魔法術式さえ刻まれているのよ。



等しい階位の、『()()』が、『()()』に対する、正式な体裁を整えた書簡……



 たかだか、『招待状(招聘状)』に施すには、少々格式が高すぎる体裁とも云えた。 穿った見方をすれば、私よりも年下の、貴族学習院に入りたての少女がコレを成すと云うのは、少々どころか、かなり特殊。 それでも、フェルデン侯爵家の御家の教育が、彼女にこの技術を身に付けさせたと云うのならば…… 考えられない訳でも無い。


 目の前の『 使者(・・) 』たる ” ケイト様 ” に、開封の許可を無意識に『仕草会話(ムヴェトク)』で願っていたの。 ケイト嬢は、私の仕草にいち早く気が付き、目を伏せ ” どうぞ ” と、言ってくれた。


 封書に対し、自身の魔力を封緘に注ぎ【封】を解く。


 宛先の人物を特定する為に、成される【封】の魔法術式に、受け取った人物の魔力を注ぎ込むと、【封】の術式内に収められている情報(アーカイブ)と照合され、当人で有れば、開封される。 万が一、別人がこじ開けたとしても、その瞬間内部の『お手紙』は塵に成って読めなくなるわ。


【封】は、私を私と認識して、中から『お手紙』を取り出す事が出来たの。 


 一体、どんな情報(アーカイブ)を準備してたのかしらね。 聴いてみたいモノよ。 『硬質紙』に、調えられた、正式な招待の文言。 美しい文字が、流麗に流れる様に綴られていたの。 気品溢れるその文言と、署名の筆跡は一致している。 間違い無く、この招待状は、単一の人が書いたものだと、そう確認できたの。


 ()()()()の直筆の署名は、それ自体が魔法術式に成っているわ。 誰かに模倣されぬ様にね。 そっと、署名の上に指を滑らせる。 帰って来る魔術的反響は、この署名が間違いなく侯爵令嬢によって綴られたものだと証している。


 誰かに書かせ、それを証明だけするのではなく、ご自身で全てを綴られた招待状に少々怯んでしまう。 


 前世では、あれ程『(エルデ)』を追い詰めて、冷徹な視線を投げ掛け、なんとしても排除すると云う確固たる意志をお持ちだった方。 その方からの正式な招待状(招聘状)ともなれば、身構えるのも、許して欲しい。




「承りました。 少々、考えねば成りませんが、ご招待は受け取りました。 準備のお時間も御座いましょうし、色々と周囲と諮る時間も必要に御座いましょう。 わたくしも同様に御座いますれば…… そうですね、次の安息日後、初日に大食堂のフェルデン侯爵家のサロンに、お伺いいたしますと、お伝えいただけないでしょうか? 書面でのお返事が相当では御座いますが、先様の御信頼厚い『ご使者』の方がいらっしゃるので、口頭にてお返事いたします」


「承りました。 その旨、お伝えいたします。 ご配慮、有難く」




 そうなのよ。 今回の御招聘は、『正式な招待状(・・・)を、特別な使者(・・)を遣わされて、思召された。』 と、云う事にしたの。 あちらの面子を最大限に考慮した対応と成るわ。 これも又、貴族社交の常識と成る部分でね。 等しい階位の方から、使者を立てて、何かしらの『親書』が贈られた場合、お返事の出し方は二通り。


 一方は、此方からも『親書』を綴り、此方からの『使者』を立てる方法。


 通常はこちら。 ご使者が単に仕える者(・・・・)だった場合。 多くの場合、使者は執事であったり、門閥の小間使いたる下位の貴族。 ケイト様と、フェルデン侯爵家のお嬢様との関係性にも当てはまるの。 だから、本来ならば、此方を選択すべきなの。


 もう一方は、ご使者に口頭にて『お返事』を返す方法。


 滅多に使われない方法で、この場合『使者』が『親書』の送り主にとって、絶対の信頼を受けている者に限られる。 友人知人なんてモノは、絶対に当てはまらない。 送り主に仕える、代々の執事長様とか、同等の爵位を持つ方とか…… 例えば、侯爵閣下に陛下が何かしらの『親書』を送られたとすると、自分と同じ爵位を持つ侯爵が『使者』となる。 この場合、口頭でお返事をせねば成らない『特殊例』となるの。



 利点(メリット)は…… 


    煩雑とも云える開封作業と署名確認作業を行わなくても良い点。 


 懸念点(デメリット)は……


    使者の主観が混じる、又は、使者が返事を改ざんする可能性が有る点。



 でもね、『親書』の贈り主が信頼を置く者であるならば、此方も信頼を置かねば、贈り主に対して不信感を持っている。 使者の方に対しても、何かしらの思惑が有ると、そう断じていると同じなの。 だから、此方の方法を選択する場合は、物凄く考えなくてはならないのよ。



   ―――― そう、明らかな場合を除いて。 



 今回の場合。 わざわざ二つ目のお返事の方法を選択する必要は無いわ。 でも、そうした方が、ケイト様の御立場を強化できる可能性が高いのよ。 だって、侯爵令嬢がわざわざ秘匿した『親書』を託した相手よ? 信頼せねば、そんなこと出来ないもの。 まして、現在の学習院の状況下に置いて、私と接触するのは、相当に危険な事。


 それを、貴族の階位を無視して、” 法衣子爵令嬢 ” に一任していたのだとすると…… まさしく、彼女の事を重要視して、重用しているのを顕わしているのよ。 それに対して、私が『親書』でお返事を渡す、後日、御連絡を直接取ると云う事は、ケイト様を全く信用していないことに成るし、侯爵令嬢の信頼する方を此方は、全く信用していないと、そう主張している事に他ならない。


 ――― まさに両者に対し『不敬(拒絶)』とも云える、()()となってしまうの。


 だから、彼女の立場の強化を鑑みた上で、あちら側の『御考え』に最大の配慮をと考えると、『口頭に依るお返事』一択となったのよ。 なにより、ケイト様とはファンデンバーグ法衣子爵家と私の間に『友誼』を結んでいるのだものね。 でもまぁ、こんな面倒な方法で繋ぎを付けて来られるのって…… ちょっと不思議。 本邸に呼びつけたら簡単でいいのに……




「胡乱といえば、胡乱な方法に御座いますね。 わたくしが、小聖堂でケイト様とお逢いして居なければ、この『招待状』は、わたくしには届かないのに…… なぜ、このような方策を? それに、この方策は、貴女にとって、貴女を危ない立場に追いやってしまう筈なのですが?」


「そこについては、一任されておりました。 方策に関しましては、私の独断に於いて成す事を。 一介の法務子爵家の者が、その筋では高名なフェルデン侯爵家別邸に、面会のお伺いを立てる事は、不敬に当たりますし、学習院に於いてエルディ様に直接となると、余人の注目を集める事は必至。 出来るだけ穏便に、そして、内々にと考えますと、偶々小聖堂に於いて出会ったと云う体裁を取るのが…… 最善手と考えました。 其処にある幾許かの危険は、看過すべき事と」




 この言葉から察するに侯爵令嬢は、フェルデンの御邸の外で…… つまりは、侯爵家の令嬢では無く、個人として、私に会いたいとの思召しだったと。 それも、余り目立たぬ様に…… とね。


 まぁ、侯爵家のサロンに呼び出されるなんて事は、『目立つ事』この上ないのだけど、周囲に人を配せずに話をするには、丁度良いのかも知れない。 基本的に、学習院内では生家の侍女侍従は入れないし、学習院の職員も高位貴族子弟の命令には背けない。 サロンから出て行って、と云えば、完全なる私的空間にもできるしね。


 周囲の目は…… まぁ、何とかするしかないか。 ” 目くらまし ” 程度の術式を組んでも、叱責される事も無いし、貴族の社交ではありがちな事だから、推奨はされなくても禁止はされて居ないもの、学習院の規則(ルール)では。


 でも…… ケイト様との連絡は、ちょっと面倒ね。 学習院の小聖堂で偶々を演出するのは、難しいわ。 貴族の目って、それだけ鋭敏なんだもの。 『貴族で在る者』に取って、偶々は二度は重ならない。 二度有る事は、三度目もある…… なんて事には絶対に成らない。 其処には必ず『意思』が有ると、認識する。


 だから、これからもケイト様と貴族学習院外で秘密裏に連絡を取る必要が生まれると思う。 そんな方策が取れるならば、それが最上(ベスト)


   …………あるじゃない、私ならではの方法が。




「成程…… 了解いたしました。 これからも連絡を密にすると云う事に成るならば、貴女に一つ善き事を」


「何で御座いましょうか?」


「フェルデン別邸の裏口。 聖堂騎士の護る玄門に、” 第三位修道女エル ” 宛てに、お手紙をお書きください。 様々な方々との繋ぎに、あの入口は利用しておりますので、決して粗略に扱いはしません。 封書の裏書に、御芳名を綴って頂ければ、『親書』としてわたくしの手元に、必達いたします」


「…………そうでしたの」


「ええ、修道女のお勤めは、別邸内でも継続しておりますので」


「…………なるほど、理解いたしました。 二足の靴を御履きに成っていると」


「ご理解、誠に有難く」




 にこやかに会話を交わす。 キラキラと目を輝かし、私を見るケイト様。 『記憶の泡沫』の情景にある彼女とは、全くの別人。 何時でも繋ぎを取って構わないと、そう許可をするだけで、何故にこんなにも幸せそうな表情を浮かべるの?


 それに、私を貴顕として敬う言葉遣い。 表裏なく、真実、敬愛していると表明するがごとき、そんな話振り。 声なき会話も、一言たりとも逃さないと云う、観察と流れる様な受け答え。 傍付でも無い彼女が、私の内心を慮っての様々な言動。


 前世とは…… 根底から違っているの。


 此れじゃ、まるで…… 私が前世での『ヒルデガルド嬢の立場』に立っているのと同じじゃない。 前世では、ケイト嬢にとって、ヒルデガルド嬢の背後に立つ事が()()だった。


 だから、全身全霊を掛けて、彼女を護るのだと、確固たる信念に基づき、そして、彼女の生きる目的として、其処に在った。 今から思えば…… 彼女、余裕が全く無い ” 感じ ” だった。 ええ、そうね、そんな感じ。


 でも……


 今の彼女には、尊崇の念を抱く『対象(・・)』が違うとは云え、その中でも ” 違う所 ” も有る。 そう、前世でのヒルデガルド嬢とは違い、今の私達の関係性といえば、準貴族令嬢と法衣子爵令嬢。 ほぼ、対等と云ってもいい。


 私は、絶大な権力を持つ、序列第一位の侯爵家の『名跡を名乗る事』を許されてはいるけれど、それはあくまでも 『 仮り(・・) 』 でしかないもの。


 更に言えば、私は『ファンデンバーグ法衣子爵家』と友誼を、彼女の御母堂を通じ結んでいる。 つまりは…… 『 お友達 』 なのよね。





     ――― 『お友達(・・・)





 なんて素敵な響きなの。 お互いに微笑みながら、別れのご挨拶を交わす。



「ごきげんよう、良き日であります様に」


「ごきげんよう、貴女に幸が訪れます様に」



 踵を返し、小聖堂を退出する彼女。 瞬く間に幾つもの魔法術式が浮かび、そして、彼女の周りに展開され起動して行く。 中には、『精霊術式』も含まれるほど。


 多重にして、鉄壁。


 いや、なんで? 


 …………と、云うよりも、本来はそう云うモノだったわよ。




 貴族の令嬢……



 陰謀と術策、権謀と安寧。 そう云ったモノを、御家の『生業』とする法衣子爵家の令嬢とすれば…… 当たり前の姿。 つまり…… 私に会いに来るために…… 全てをかなぐり捨てて…… 




 ―――― 危険を顧みずに、小聖堂に来られたと、そういう事。




 はぁ、貴女の覚悟って、何処まで深いのよ。 



 前世は、前世。 今は、今。 そして、私は、私。 貴女と云う人と、友誼を結べたこと、とても嬉しく感じます。 悲惨な末路を齎す、死神にも似た人が、私の善き友人となった。  神の御導きであり、光への道である事は間違いないわ。


 まだ、少々怖いけれど…… 




 ―――― 怯んでなんか居られないわね。 頑張らねばッ!!




コメントを沢山いただいております。

感謝です。 お返しのコメントが出来ておりませんが、お許しください。

でも、ちゃんと拝読させて頂いております。

とても嬉しく思っております。


ご期待に沿えるよう、物語を綴る事に全力を傾けていきたく存じますので、宜しくお願い申し上げます。


楽しんで頂ければ、幸いに存じます。


黄金週間、最高!!

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― 新着の感想 ―
[良い点]  フェルデンが賢姫エルディ嬢に、貴族子女の御友人ができたことに、善き哉。  ……クレオメ=ロザリータ=エステファン嬢は貴族の縁戚であって貴族ではない?ので、本当に貴族令嬢の御友人は初めて?…
[良い点] 二足の草鞋ならぬ二足の靴 笑笑 ナイスです!! [一言] 更新ありがとうございます♪ 黄金週間、最高!!!!
[良い点] こわみと嬉しみ。 はたして、侯爵令嬢とも良き縁になるか…!?
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