第〇八説|創作と僕
ー ちょっとした創作に関するお話です。
一二月中旬にイギリスから帰国してからというもの、向こうで書いた曲や小説の原案と再び向き合っては寝かせるということを続けつつも、何処か忙しなく過ぎていた日々から、少しは時間的に余裕のある生活や慣れ親しんだ食文化などに囲まれたからか、燃え尽き症候群的な気だるさを覚える毎日と向き合うようになった。友人のことが嫌いになった訳でも、音楽を倦厭するようになった訳でもない。只々、日々”気だるい”のだ。
創作、特に楽曲を制作している際、全くといって歌詞が書けない時もあれば、ものの三〇分で一曲丸々歌詞からメロディーまで出来上がることもある。当然作り手によって差はあるだろうし、時間を沢山書けたからといって最高の曲になる訳でも、出来上がるまでの時間が短いからといって曲として魅力的ではないものとも限らない。ここら辺はすごく難しい。生きていく中で考え方は当然変わっていくと思う。少なくとも今の僕は仮に出来上がった楽曲でもすぐに編曲をせず、一度”寝かせて”ふとその原案ファイルを見た時に、つまり俯瞰的且つ客観的に見ようとした時にどのように思うか、感じるかということを考える工程を挟むようにしている。そうして最近は自分でも恐ろしく感じるが、一ヵ月に数十もの局の原案を作り上げ、脳みそがパンクしそうな、日々考えることを止められずに苦しむ日々と同居している。本当に二〇二五年秋頃から今日に至るまでに出来上がった曲や創作の原案というものの内容や原案数は恐ろしい。
一二月中旬から翌一月にかけてはひたすら制作に没頭しながらも、辛うじて時間的には余裕があった。しかし二月、三月と制作以外に要する時間が増え、凡そ考えぬ時間どころか休む時間というものが比例的に減っていった。何とか二月中に「パブロフの犬」のリアレンジ版の投稿や幸いなことにこの「FRAGMENT」新エピソードも何話か投稿することが出来た。特別先行で「おかえり」の歌詞を公開し、もう一つの白黒版の投稿も何とか早く投稿出来るように頑張っているので、気長に待っていて欲しい。




