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この状況って、萌? それとも百合ですか?  作者: ほのぼの日記
波乱万丈 文化祭編
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文化祭準備期間 二日目 前編

文化祭実行委員の男子生徒を飯島君から紀國君へと変更になりました。当初は活発飯島と根暗飯島の対で考えておりましたが、クラス全員分考えるわけではないというところから変えることにしました。


変更点

実行委員 飯島 → 実行委員 紀國

 九月五日。

 火曜日。

 文化祭準備期間 二日目。





 初登校日は九月に入ってから一回目の月曜日と決まっている。そして、文化祭準備期間一日目もかねているわけだ。

 だから今日は二日目。

 百合の淵学園文化祭は、土曜、日曜の計二日間で開催され、準備期間は月曜から金曜までだ。

 その間、生徒たちはすべての準備を整え、開催に向けて全力を出さなければならない。





 俺が教室に着くと、そこにはいつもと・・・・・・変わりない光景が広がっていた。

 なぜかみんな制服だった。

「みんな私服じゃないんだね」

 あかねにそれとなく尋ねると、

「本格的に動くのは明日からだし、今日はそんな汚れるようなことはないはずだしね」

「どゆこと??」

「今日は役割分担とか、買い出しとかでしょ。だからどちらかというとデスクワークのようなことの方が多いのよ」

 なんだかんだ詳しいあかねがいて助かる。学校生活が一段と楽になっていた。



 キーンコーーンカーコーーン



 チャイムが鳴って先生が教室に入ってくる。

「じゃあ、倉田、あとは頼んだぞ~」

「・・・は~い」

 何をするでもなく教卓の椅子を横にずらしながら文化祭実行委員である倉田に席を譲っていた。

「じゃ、まずは・・・えっと、やることから決めるってことでいいかな」

「いいんじゃない」

 倉田の発言でクラスから賛成の声が上がる。

「まずは・・・班分け。どんなのがあるか言って行ってもらえる?」

「宣伝!」

「調理?」

「メイドだろ」

「装飾?」

「会計は?」

 などなどいろいろ出てきて、ざっくりと紀國が黒板に書いたものを参照して、まずはここから人数わけをした。

 そして、こうなった。



 メイド      : 10人 女子限定

 調理(装飾)   : 10人

 会計(装飾)   : 6人

 買い出し(宣伝) : 6人



 クラス人数三十二人。

 準備期間は装飾が忙しいが、当日は暇になってしまう。メイドも同じだ。

 なので準備期間は、メイドに入った女子たちは装飾を手伝い、内装などを早めの段階で終わらせるという計画。その後、メイド、調理、会計として活動するということになった。

 そして、ざっくりとだが間違わないよう準備期間と当日の班分け名簿が出来上がった。

 実行委員の二人はお金の管理がやりやすいようにという配慮なのか、犠牲なのか知らないが、会計に。

 あかねと立花さんは装飾で調理班。

 夏希と理沙は買い出し。

 大輝は宣伝。

 そして、もちろん俺はメイド班。





 班分けが決まったことで、今度は買い出しに行くことになった。

 とりあえずいろいろ買わないといけないので人数が必要。ということでメンバーは会計と買い出し、そしてなぜかメイド班の俺。

 まず、衛生面はしっかりやらなければならないので消毒用のアルコールと台拭き用のナプキン、などなど思いつくものを教室である程度書き出し、装飾班にも買ってきて欲しいものを書いてもらった。

 それが出揃ったところで買い出しへと繰り出す。

 その間、調理、メイド班には出し物を考えてもらうことにした。





 まずは商店街に向かう。

 理由は単純。安いから!

 宣伝班の何人かは段ボールをもらっていた。何に使うか聞いたところ、宣伝の看板作りに使うらしい。

 そしてもう一つ、気になっていることが。

「なんで私連れてこられたの?」

「瑞樹ちゃん。君は私たちの要だよ。良くも悪くも目立ってもらわないといけない存在。だからメイド服にもこだわっていただこうと思ってね!」

 そう答えてくれたのは、理沙だった。そしてそれに付け加えるように、

「瑞樹さんにはメイド長のような役割をしてもらいたいの。まだただの案ではあるけど、教室で活動するだけではやはり宣伝効果が足りない。しかし、瑞樹さんが一緒に宣伝に行ってくれれば、文句なしの効果を期待できるわ」

「そ、そうですか・・・」

 あまりの期待の大きさにたじろいでしまった。

 いかんいかん。こんなことでは当日乗り切れないぞ、俺・・・・・・

「まあ私たちも女だし、露出度が高ければいいとか、そう言うことじゃないから安心してよ」

「う、うん・・・ありがとう」

 不安な表情が顔に現れていたのか、理沙は横からフォローを入れてくれた。

 でも、そう言うことじゃないんだよね・・・・・・





 途中、いくつかの買い物をして、荷物を持って先に帰ったメンツと別れた俺たちは次になんでも揃うということでショッピングモールにやってきていた。

 ここでの目的の一番は、メイド服の調達。

 そういえば、何かいろいろ置いてある店があったな・・・・・・と、楓と買い物に来た時のことを思い出していた俺は、案の定というか、予想通り同じ店に案内された。

 ここってそんなに需要あったんだ・・・・・・

 ちょっと驚きの発見だった。

今回はそんなに長くならない予定・・・

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