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たんぽぽ的哲学  作者: 出入弦杜
初等講座
13/23

『諸葛孔明』

「三国時代、蜀の軍師であり、優秀な政治家でもあった諸葛孔明をご存知でしょうか。


 彼はこう言っています。


『才に(おご)りてもって人に(おご)らず、(ちょう)をもって()()さず』


 自分の能力や、偉い人の後ろ盾を誇って、他人を見下してはいけないという意味です。


 何故、あれ程の才能を持っていた孔明がそう言ったのか分かりますか?」


「人を見下せば無闇に敵を作ってしまうからではないでしょうか?」

 男子学生、磯城遼一が答える。


「半分は正解です。


 もう半分は、やはり”傲り”というキーワードですね。


 ”傲り”は優秀な人物を(なまく)らにします。


 優秀な人間が集中力を注ぎ、全身全霊を込めて事を為して、初めて良い結果が出るというのに、”傲り”のために凡庸な結果を出し、平凡な人の後塵(こうじん)を拝してしまうということも良くあることです。


 優秀な人でもそうであるのに、もし凡人がそうなってしまった場合、実に悲惨なことになります。


 たまたま出来のよかった論文の結果を誇り、教授に目を掛けられたからと言って、こっちを馬鹿にするように冷笑したり、あまつさえボーナスを自慢することなど、傲り以外の何者でもありません。

 

 そこは同僚として寿司でもご馳走してくれるところでしょうが」


「先生。奢りの話に変わっています」


 

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