魔界側
以外ですね。これで八十話目です。
ここまで続くとは......と言うかこんなに適当な文章構成の物語(?)を読んでくれた皆さんには感謝が絶えませんね。今後ともよろしくお願いします。
一瞬で切り替わった視界に、驚いて、それを直ぐ様隠す悪魔達が映った。
まあ、そんな事より魔界の様子だけど、殆ど全てが赤黒い。
地形で言えば山岳かな? 天候は曇りになります。
赤い雲に覆われた空が延々と続く中、一か所だけ黒い空が覗いている場所があった。
その下には当然悪魔王と悪神が居る。
うん、どうしよう。
「申し訳ありませんが、お名前をお伺いしても?」
「俺はネオ。よろしくね。それで、向こうに行くの?」
「はい。これ以上ネオ様にご迷惑をかける訳にはいきません。わたくし共の問題ですので、ネオ様に――」
「さ、早く行かないと死んじゃうかもよ? あ、当然俺も行くけどね」
「で、ですがネオ様」
強制転移のススメ~。
なんてね。
[全支配]で魔力のある場所にその場に居た全員で向かう。
転移した先は悪神と戦う悪魔・王級と悪魔王の姿が。
あ、今更だけど、精霊も悪魔も最上級までは獣の姿をしていて、王級は人型の人外の姿だよ。
帝級、王、神が見た目人間だけど。
まあいいや。
今悪魔王達が戦ってる悪神は、霊界に居る奴と同じ見た目をしてる。
うん。醜いね。
ていうか、なんで同じ姿なの? ちょっとくらい変えようよ。目の色とか毛の色とか。
「あれはっ! 皆さん、行きますよ!」
「「「ハッ!」」」
頑張って~。
と言っても、流石悪魔だよね。
精霊は遠距離魔法、悪魔は近接戦闘、そんな分け方してもいいくらいだから。
悪神は防戦一方だね。
激しい攻撃の前にやり返しは出来ないけど、しっぺ返し喰らってもしらないよ。
悪魔王も頑張ってるね。黒髪赤目の美少年みたいな見た目だね。
因みに十三歳程の外見年齢だけど。
女だね。晒を巻いてるけど。
執事服、というか男装してまで悪魔王なんてやる意味も必要も無いんだけど。
態と離れて見てるけど、凄いよね。
悪魔・王級なんてもう既に戦線離脱。理由? 実力不足。
「ガアアァァアアァアァァ――!」
ここまで声を響かせながら近くにいた悪魔を吹き飛ばした。
吹き飛ばなかったのは悪魔神だけだね。
流石神。
それに彼方さんが使ったのは[咆哮]ならぬ[大咆哮]だね。
雑魚臭が漂ってるよ。
悪魔神は周りから味方の悪魔が離れた事を確認したら、魔法の準備をし始めた。
[悪魔魔法]だね。
発動した瞬間、悪神が苦しみ始めた。
対象の感覚を支配するって、欲望まみれの男子高校生に使わせたら凄い事になりそう。
苦しんでいる悪神に近付いた悪魔神はそのまま頭を切り落とした。
けど、その後直ぐに頭が生えて来た。気持ち悪いけど凄いね。
俺の場合は魔力が集まるから光ってる様に見えるけどね。
まあ、悪魔神じゃ彼方さんは殺せないからなぁ。
よし。
スナイパー的な感じでここから狙い撃ちしたら誰か褒めてくれないかな?
〈末焉之黄昏〉と〈創源之黎明〉を取り出して、ちょっと無理やり[変質]を使う。
すると、二つは光を放ちながら一つになって、三メートルを超える狙撃銃のような形になった。
銀ではなく灰色をした銃は、薄く光を纏っていて、今にも消えそうな程儚く見える。
その銃を構え、照準を定める。
あ、当然スコープとかは付いてないよ? あっても邪魔なだけだし。
狙うのは人で言う臍の辺り。
引き金を引く。
音も無く射出された黒い魔力の弾丸は、音すらも置き去りにして進み、悪神の臍? に着弾し、貫通した。
そのまま数瞬で灰になり消え去る悪神。
狙撃銃はそのまま光の塊になって、元の銃二丁に戻った。
て言うかさ、この狙撃銃の威力、飛距離はDENEL NTW-20を軽々と超えるし、静粛性は7.62×42mm PSSと比べるまでも無い程。というか文字通り無音。
凄いよね。俺の銃が無音なのは最初からだけど。
まあいいや。
銃を仕舞って、悪魔神の隣に[瞬間移動]する。
「ネオ様。何故――」
「頭を切り飛ばしたら“再生"したでしょ。あのままだったら何れお前も、他の悪魔も死んでたから」
態と分かり難いように言ったけど、意図は伝わったっぽい。
まあ、困った様な表情は変わらないけど。
「あ、霊界にも同じのが現れてたから」
「状況は――」
「大丈夫。向こうにも俺は居るから」
露骨に安心しないで欲しいかな。
まあいいけど。
此方に向けて駆け寄ってくる悪魔達を見てると、面倒臭そうな感じがする。
あれ? 霊界でも似たような事になってるけど。
敵は居なくなったんだから今は万事解決でいいと思うんだけど。
まあ、両方の問題は一応解決したという事で。
説明の方は神サマに丸投げしようか。
頑張ってね。
『丸投げしようか』を変換しようとすると『丸長押八日』←こんな字に変換されました。このパソコンは変換が可笑しくなる事があるので余り好きじゃないです。はい。




