表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/81

最強の剣士

作者「今回はネオの話じゃないですよ」

ネオ「なあ」

作者「何?」

ネオ「アイツ誰? ていうか何?」

作者「アイツ?」

???「Hey! Hey!」

作者「ツルッパゲの筋肉ダルマがビキニ着けて変なポーズ取りながらヘイヘイ言ってるね......」

ネオ「正気に戻れ」

作者「は? って、何アレ!? 生理的嫌悪感がヤバいんだけど!?」

ネオ「そんな事知るか!」

変態「Cоmeоn!!」

作者「突っ込んできたー!」

ネオ「アレ! 無理! 何!? 内股で女の子走り!?」

作者「デ、超越存在(デウス・デア)ァ!! 逃げろー!!」

ネオ「走って来るなー!!」

変態「Hey!! Hey!! Cоmeоn!!」

作者・ネオ「「あああぁぁああぁあ!! 来るなぁぁああぁ!!」」


リカオ「......? 誰もいない。あ、今回も、楽しんで」

 ワタシの目の前にいるネオは、本気を出すと言って刀をゆっくりと抜き始めた。


 それと同時にネオの足元から黒金のオーラの様なものが噴き出し始めた。


 一瞬で、ワタシの体は固まった。いや、動けなくなった。


 原因は分かる。戦う者なら誰もが受ける、[威圧]と殺気。それがネオの全身から放たれたからだ。


 怖い。素直にそう思った。瞬きをすれば、瞼の裏に自分が死ぬ瞬間が幻視出来る。


 本当に十三歳の子供なのか。男なのか女なのか分からないが、人間(ヒューマン)である事は分かる。


 ワタシは、ワタシが幼かった頃を思い出した。


 ワタシが幼い頃、確か五歳程の時だっただろうか。


 ワタシが生まれたのは辺境の村だった。両親を含めて村の人達は全員畑仕事をしていて、強い人達は近くにある森に入り、獲物を狩って来る。


 そしてワタシは他の子供と一緒に遊んで、暗くなり始めたら家に帰りご飯を食べて寝る。


 それがワタシ達の日常だった。何事も無く。平和で幸せな毎日だった。


 だけどある日、村に盗賊が来た。見つけた人を片っ端から殺して、家の中を荒らし金目の物を奪っていく。


 ワタシは家の中で震えていた。お母さんがワタシと抱き合うようにしていて、お父さんはワタシ達を守る為に扉の方を向き、ワタシ達を背にして立っていた。


 そして、とうとう盗賊達はワタシの家に入ってきた。


 お父さんは手に持っていた剣を振るいながら盗賊と戦っていたが、盗賊に勝つことは無く、胸を剣で貫かれて殺された。


 そして盗賊はそのままお母さんも殺したが、ワタシの事は殺さなかった。


『絶望しろ』


 盗賊は、去り際にワタシに向かってそう言った。


 その時、ワタシの感情は死への恐怖と両親を殺された悲しみから、憎しみ、恨み、殺意へと変わって行った。


 盗賊が出て行ってから家を出ると、全員が殺されていた。


 辺りは血の海。唯一人、たった一人生かされたことに、そして、幸せが奪われたことに、怒りを覚えた。


 それからワタシは村を出て、剣を持ち必死に強くなった。


 強くなったワタシは盗賊達に復讐した。盗賊達は皆殺しにした。


 その後に訪れたのは虚無感。そして孤独感。


 ワタシはそれを搔き消す為に更に強さを求めた。一心不乱に、強くなること以外を考えず。


 気付けば、最強の剣士と言われる《剣聖》になっていた。


 悲しくて、寂しくて、強くなり過ぎたあまり、ワタシは人と関わる事が難しくなった。


 だからだろうか。


 今、こんなにも恐怖しているのに、こんなにも、死に対して体が震えているというのに、目の前の子供を前にして、笑みが浮かんでしまうのは。


 どうやらワタシが考えているのは一瞬の事だったようで、黒金のオーラを纏ったネオは刀を下に向け、自然体で立った。


 舞台が震えているのが分かる。


 次の瞬間、目の前に居るネオの見た目が変わった。


 神に造られたかのような整った、美しく神秘的な顔。


 黒眼に見えていた瞳は全てを照らす月の様な黄金の瞳と、全てを飲み込む様な暗黒の瞳。そしてその瞳の中には左右で違った形の深紅の模様が浮かんでいた。


 背中まである黒髪は、毛先が十センチ程白、金、銀になっている。


 死が目の前にいるにも関わらず魅入ってしまう、見惚れてしまう。


「来て」


 鈴音の様な、だけど無機質で無感情な声が聞こえた。


 一瞬、何を言われたのか理解できなかったが、先程まで決闘をしていたのだ。


 ワタシは直ぐに剣を正眼に構える。


「ワタシは最強の剣士、《剣聖》スフェン・フォン・アンライクだ」

「ネオ」


 互いに名乗りを上げる。


 戦いが、ここまでワクワクするのは生まれて初めてだ。


 あの頃から感じる事の無かった楽しさ、嬉しさが込み上げて来る。


 さあ、ワタシの全力全開の本気を受け止めてくれ。


「いざ尋常に!」

「勝負」


 決闘の始め方ではあるが、ネオは乗ってくれた。


 ワタシの心は、驚く程凪いでいた。


 先程の恐怖も感動もなく。見惚れる事もなく。


 正面からネオの目を見る。


 憎しみに、恨みに、怒りに囚われて、気付けば最強の剣士となり、孤独になったワタシの想いを、受け止めてくれ。





作者「い、いないよな?」

ネオ「た、多分」

変態「He~~~~y!!」

作者「また来た!!」

ネオ「全力で消してやる!!」

作者「『最後の微風(ファイナル・ブリーズ)』!!」

ネオ「『終焉の刻(エンド・ツァイト)』!!」


ピ――――――←表現不可能な音と罵詈雑言の為、ご想像にお任せします。


作者「やったか?」

ネオ「それ、フラグ」

作者「あ......」


変態「He~~~y!!」×百


作者「増えた!!」

ネオ「お前どこぞのスライムか!!」

作者「こんなスライムいてたまるか!!」

ネオ「取り敢えず!!」

作者「逃げる!!」

変態「Cоme~~~оn!!」×百



シルニア「あれ? 誰もいませんね......」

セラ「取り敢えず締めよ?」

シルニア「分かりました。それでは」

セラ「次回も」

セラ・シルニア「「楽しんで(下さい)!!」」


作者・ネオ「「く、来るなぁ!!」」

変態「Cоme back!!」×ン百←かなり増えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ