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第二十話 道中の呟き
将軍たちが誰もいない場所で泣く人の声を聞くと、おそらくは何かあったのだろう、悲しいなと、魔法を使う怪物が人々を苦しめているのだろう。
将軍たちは部下に命じて周囲を探索させたが男のすすり泣く声が聞こえるだけだったという。
将軍は何もなければ何もなくてよいと男を探させたが見つからなかった、将軍は何もないとは不思議なこともあるものだと、部下を連れて移動するのだった。
威風堂々として、進む軍勢を見れば人々は感嘆し、ひれ伏すだけであり、将軍は軍勢を進めるだけである。




