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友達<たい焼き

〜AM8:30魔法学校前〜


「はぁー相変わらずあの2人は遅いわね」


呆れるようにそんなことを言っていると遠くから声が聞こえる


「だからあんなとこで時間使ってる場合じゃないって言ったじゃない!」


怒った様子のファイヤーウィザード


「え〜?でもあのたい焼きすぐ売り切れちゃうし〜最悪たい焼きの為なら遅刻してもいいかな〜」

「よくないわよ!」


全く反省していないネクロマンサー


(全くこの子たちは変わりませんね〜)

「もう門閉じますよ〜!」


そんな教え子達を急かすように声をかける、ここ国立シトナ第七魔法学校では8:30に門を閉じこれに間に合わないものを遅刻とする、そんな校則がある


「ルカ先生もうちょっと待って〜」


焦りの色も反省の色も見えない声で調子のいいことを言うネクロマンサー、それとは対照的にかなり焦った様子で


「こいつはいいからわたしは遅刻にしないでください!」


炎の魔法使いは声をあげる


「全く毎日遅刻ギリギリ(実際は遅刻)!今日は許しません!」

(流石に遅刻が多すぎるのでここらでお灸を据えてやろう)


そう思い門を閉じようとすると


「そうはさせない…スケルトンウォリアー」


眠そうな声でスケルトンウォリアーを召喚し門を閉じさせないようにしてきた


「ネナ、ナイス!今のうちに…」


魔法使いはスケルトンウォリアーがキープしてるスペースに全速力で向かう


「そんなことは許しません!ホーリーレイ!」


一撃でスケルトンウォリアーを砕き容赦無く門を閉じる


「そんなぁぁぁ…私のせいじゃないのに〜」

(完全に被害者なのはわかっているがそれでもここは心を鬼にしないと)


そんな決心をしているとふと、ネナがいないことに気づいた


「まさか…」


後ろを振り返ると昇降口にダッシュするネナ


「こら〜!待ちなさい〜!」


追いかけようとするがネナが召喚したであろう、スケルトン達に阻まれる


「あいつ…裏切ったわね〜!」


フレアはすっかりご立腹のようだ


「全くあの子は…まぁいいか…」


その言葉が聞こえたのかスケルトンは撤退し後には教師と生徒1人が残った


「先生!ネナを見逃すなら私も見逃してくれるわね?ね?」


よっぽど遅刻扱いにされたくないのか必至に訴えかけるも


「ネナは私の目を盗んで入り込めたから見逃す…けど!フレアあなたは反省文ね!」

「そんなぁぁ〜!不公平よぉ〜!」

(ごめんなさい、でもあなたがしっかりしてくれればネナも少しはしっかりしてくれるはず)


そんな願いを心に秘めつつ教師としての仕事を果たすのだった…


〜一方その頃〜


「ふぅ〜危なかった〜」


ゴーストを纏うことで存在感を薄くし、フレアを囮にして、スケルトン達で足止めをする


「我ながらぱーふぇくとな計画〜」


そんな賞賛を自分に贈りつつ教室に向かう、この学校、バカ広いため移動に時間がかかる、そのため校舎に入れば遅刻扱いにはならないようになっている


「さてと、たい焼き食べながら行こ〜」


今回の原因であるたい焼きを存分に楽しみながら、上機嫌なネクロマンサーは仲間の犠牲も気にせず進む


〜教室〜


「おはよ〜」


のんびりとした口調で挨拶をする


「おはようございますネナさん」


優しげな口調で挨拶を返すこの子はシキ、複数の魔法を使いこなす精霊使いの優等生なのだが…


「あれ?あの放火魔はw?」


急に口調が変わる…というか人格が変わる…正確には精霊の意識が表に出てしまう珍しいタイプの精霊使いだ


「遅刻〜」


流石にもう慣れているので特に気にせず答えるネナ


「そりゃ傑作だなwこのイフリート様よりも炎の扱いが上手いとか言ってるくせに遅刻かよwww」


可愛い見た目でこの口調、相変わらず凄まじいギャップだそんなことを思いつつたい焼きをほおばる


「こら!イフリートさんお友達に向かってそんなこと言ってはいけませんよ!」

「すまんwすまんw流石に面白すぎてついwwなw?」

「まったくもうダメですよ〜!」


この感じももう慣れた


「相変わらずたのしそうだねぇ〜」

「楽しくないですよ!疲れてしまいます!」

「へぇ〜」


適当に返しつつたい焼きを食べるネナそんな訴えもたい焼きには勝てないようだ!。

本人の苦労もネナにとってはどうでもいいことなのだ。

シキはたい焼きに負けたことで精神的ダメージをくらったがネナさんだし仕方ないかと半ば諦める


「それにしてもネナさん、よくルカ先生から逃げ切りましたね」

「まぁね〜フレアのナイスな囮のおかげかなぁ〜おかげで美味しいたい焼きをじっくり味わえる〜」

「あらまぁ」

(フレアさん…あなたもたい焼きに負けたのね…)


囮にしたことを全く悪びれないネナを見てシキはフレアに同情するのだった


「なんか今…同情されてる気がするわ」

「気のせいじゃない?それより早く書かないと単位落として留年に近づくわよ?」

「うわぁぁん!留年するのはいやぁぁ〜!」










たい焼きって美味しいよね


いきなりだけど表現変更

ガイコツ→スケルトン

炎の魔法使い→ファイヤーウィザード

呼び名が変わるだけです




キャラ紹介


名前:フレア

種族:人間

クラス:放火魔(ファイヤーウィザード)

説明:ネナと同じ学校に通う炎の魔法使い、よくネナによって様々なトラブルに巻き込まれるが逆に巻き込むことも、ネナとは昔からの知り合い、魔法を失敗して森を燃やしたことでネナから放火魔認定される、妙に勘が冴えるが特に意味はない




名前:ルカ

種族:半獣人

クラス:ビショップ

職業:教師

説明:半獣人のビショップ、シトナ第七魔法学校、光魔法科兼儀式魔法科教師、半獣人の為身体能力が高い、基本的には温厚な性格だが怒るときは容赦がない、フレアを一人前の魔法使いにしてネナをなんとかしてもらいたいのでフレアに対しては少しスパルタになりがち



名前:シキ

種族:不明(人と何かのハーフ?)

クラス:精霊使い(特殊)

説明:種族不明の精霊使い、なぜか精霊の人格が現れる特殊な精霊術を使う、使役している精霊は全部で5種類

火のイフリート、水のウンディーネ、土のシルフの三体は人格が現れるが残りの光の精霊と闇の精霊は人格が現れない為名称不明、火、水、土はほぼ完璧に使いこなせるが残りの光と闇は完璧には使えない、対応する属性の魔法を使うときに精霊の人格が現れる(通常の場合でも時々現れる)、ネナとフレアとはある事件をきっかけに出会いそのままネナたちのいる魔法学校に入学した



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