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バーチャルには変わり者が多い(1)

いつか文体揃えます

小野は学校から帰宅しラグナロクにダイブする。小野は目的地に向かって一直線に走りす。俺の目的はそう!競馬だ。リアルじゃ年齢制限に引っかかってできないからラグナロクでやろうってわけさ。競馬場に着いて館内に入ろうとした時のことだった。

ドン!という音と共に俺は壁際に追いやられてしまう。俺は余りにも急な展開に目を閉じた。心臓の音がマシンガンの如くスピードで鳴る。

 こ、これって逆ナンパってやつ?!目を開けたら根の前に金髪美少女がいるやつだよね?!俺は期待を胸にゆっくりと目を開ける。


開眼!


目の前にいたのは筋肉で両腕を肥大させたモヒカン頭の男だった。


閉眼!


別に期待してたわけじゃないんだからね!


小野はツンデレだった。


「おい坊主、歳は幾つだ」


「十八です」


「十八には見えないなぁ! 十八だったらようもっと爆乳に育ってんだろうが」


「俺、男だから永遠にAカップだわ」


筋肉達磨は俺の顎をクイっとあげて気持ちの悪い言葉を放つ。


「ふーん、かわいい顔してんじゃん」


俺は筋肉達磨の股間を蹴り上げる。男は地面に倒れ込む。

俺は「寝言は寝て言え筋肉達磨!」と言い残して巨人のような足音を立てながら館内に入ろうとした時。筋肉達磨が俺の足首を掴んできた。


「おい、坊主、館内は魔窟だ。そこから先は細心の注意を払って進みな」


「只の競馬場に注意することなんて八百長ぐらいだろ、そうやって俺の気を止めようたって意味ないぜ」


俺はそう言い残し館内へ


今思えばこの男の忠告を聞いていればと思うし、案外筋肉達磨はいい奴だったのかもしれない。だってあんなことになるなんて誰も思わないだろ!


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