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第20話
「まあ、頭で考えて解けるようなものじゃないだろ」
「じゃあ、どうすればいいのよ」
「そんなの自然に身を任せていれば、いつかわかるだろ」
「何よそれ!」
ダメだ、もう本当にダメだ
今すぐこの場から出て行こうと思ったら
ななちゃんがこっちに向かってやってきた
手にはお弁当を抱えている
もしかして・・・ここで氷室と食べる約束してたのかな
「香奈ちゃんもここでお昼?」
「いや・・・うん・・・まあ・・・」
「じゃあ一緒に」
「もう食べ終わったから」
「香奈ちゃん・・・?」
「明日は一緒に食べようね!」
そう言って私はその場を後にした
氷室がまだにやにやして私を見ている
これ以上一緒にいたら、絶対に殴る!
早足でその場を立ち去り
2人から見えなくなった場所で振り返って
ななちゃんたちの様子を見てみた
ななちゃんは、なんであんな男と一緒にいられるんだろう
私だったら無理だ、イラつく
あれと一緒にいられるななちゃんって
実はすごいんじゃないかと私は思う




