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青春生き残りゲーム  作者: さきこ
青春生き残りゲーム 第3章
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第8話

「ちょっと顔がかわいいからって調子に乗るなよ!」

「別に!調子になんて乗ってないけど!そっちこそ!自分のことかっこいいってうぬぼれてるんじゃないわよ!」


私をつかむ手にさらに力が入る

細くて華奢に見える

いかにも文化部!って体系の癖に、力は割とある

どうしよう、どうやって抜け出そう


廊下の角から鳥居くんの姿を見つけた

助けてもらうのは癪だけど、そんなことは言っていられない


「と・・・」りいくんと声を出そうとしたら

彼は唇に人差し指を当てて「シー」というポーズをした

言われるがままに言葉を飲み込むと

彼は静かにこっちに近づいて

あっという間に、私から彼を引きはがした


「・・・・白昼堂々とナンパです・・・か!」

「うわぁ!」


私の手首をつかんでいた彼の手を引っ張り上げ

背中へ回し、関節技を決める


「ナンパする相手が悪すぎですよ?」

「いた!いたぁぁ!」

「もう、うちの会長に変なことしないでくださいね?」

「わかった!わかったから!痛い痛い!」


「それじゃあ、バイバイ」と彼を開放すると

「覚えてろよ!」とどこかの悪者か!というような捨て台詞をはいて

廊下の向こうへ行ってしまった



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