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第24話
携帯の電源を落とした、誰かの着信に邪魔されたくない
ポケットに携帯をしまって
ノックをせずに静かにドアを開ける
部屋の奥には大きいベッド
その真ん中に氷室がうつぶせで横になっていた
そっと近づいて氷室の顔を覗き込む
眉間にシワを寄せて目を瞑っている
「氷室?寝てるの?」
「・・・・姫条!なんだ!なんでここに!」
「一人でいると変なこと考えちゃうでしょ!だから一緒にいたほうがいいかなって」
「だからって男の部屋に、しかもベッドに上がってくるな!
オレだからいいものを!もし真だったら何されるかわからないぞ!」
「何?照れてるの?彼女いるんだから慣れてるでしょ?」
そうだ、それこそ彼女がいるんだから
私じゃなくて彼女を呼べばいいんじゃないのかな?
それとも彼女と何かあったのかな?
休んでいたのは風邪じゃなくて、彼女とのトラブルか何かだったとか?
恋愛関係の相談は苦手だけど
氷室のためならなんとか頑張ってみる!
「は?それ誰に聞いた?」
「森村くん」
「わ、私を呼んだのは彼女に言えない悩みでもあるんじゃないの?」
「・・・・真、ヤキ入れる・・・絶対入れる・・・」
「氷室にはたくさんお世話になったし、今度は私が何かしてあげたいんだ!」
「彼女じゃない」
「え?」
「真が言ってたのは彼女じゃない」
「体だけの関係なんだよ、相手には婚約者がいるしな」




