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青春生き残りゲーム  作者: さきこ
青春生き残りゲーム 第2章
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第8話

騒ぎが一段落したころ

氷室と香奈ちゃんも中庭にやってきた


「どうしたんだ?その顔 またなんかやったんだろ」

「うわー美形が台無しだね!どうでもいいけど」


2人の冷たい言葉に鳴きまねをしながら森村くんが叫ぶ

「もっと労ってオレを」

ほら、真っ赤だよ!とか暴力女がいるよとか!言うけれど


「なんで?」

「だって森村くんが悪いんでしょ?」とあっさりかえされてしまった


和馬もだけど、この2人の森村くんの扱いも結構ひどいと思う

「ひめぇ慰めて」という言葉は再びまどかのげんこつによってかき消された

無視だ、森村くんは無視だもう!


「香奈ちゃん生徒会の会議は?」

「いいのいいの、あんなだらだらした会議は適当に終わらせてオッケーなのよ」

「生徒会長も大変だね、お疲れ様」

「ななちゃんのほうが大変だと思うわ」


やれやれという顔をして香奈ちゃんが私の頭を撫でた

この子は私の親友の有沢香奈ちゃん

生徒会長で頭もいいのにかわいいから

年下男子から絶大な人気があるが彼氏なし

本人いわく「恋愛に興味がない、っていうかよくわからない」だそうだ

もったいない


「ねぇねぇ、オレいいこと思いついたー!」


パンと和馬が両手をたたいて立ち上がった

みんなが和馬に注目する


「何を思いついたんだ?」

氷室が昼食を食べながら和馬に聞いた

その手に持っていたのは焼きそばパン

歪みねぇなこいつ


「みんなで肝試ししない?お泊りで!」


「はぁ?」


和馬以外

全員の声がハモった


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