605列車 ホームは遠き
2062年3月30日・木曜日(第23日目)天候:雨のち曇り 東日本旅客鉄道南武線浜川崎支線浜川崎駅。
本日3回目の乗り換えである。浜川崎駅は鶴見線と南武線浜川崎支線の乗換駅である。が・・・。
「乗り換えで駅の外に出るって言うのはここぐらいなもんだよなぁ・・・。」
僕は鶴見線の浜川崎駅から出てそう言った。
南武線の浜川崎支線浜川崎駅は道を挟んだ前に見える。
「そりゃ、日本の鉄道ってだいたい駅でないで乗り換えられるからねぇ・・・。」
とは言ったが、昔は九州にも同じ駅名ながら、駅舎が離れていて、乗り換えはいったん外に出ないといけないという場所があったらしい。今はその鉄道線は片方が廃線になって、そう言うのはなくなったみたいだが・・・。
浜川崎11時37分→尻手11時45分
2両編成の電車に乗って、尻手駅に向かう。途中、東海道本線を超えて、尻手駅に到着する。4回目の乗り換え・・・。
尻手11時48分→川崎11時50分
尻手駅で川崎方面行きの南武線に乗り換える。川崎駅で東海道本線の列車に乗り換え品川に向かう。5回目の乗り換え・・・。
川崎12時01分→品川12時09分
前に大きいビル群が見え、上を新幹線が通り過ぎ品川駅に入線。品川駅からは横須賀線の列車に乗り換える。6回目の乗り換え。
品川12時16分→武蔵小杉12時26分
今乗っている横須賀線の列車が走っている東海道本線には通称湘南新宿ラインという愛称が付いている。横浜方面から大宮方面に乗り換え無しで抜けることが出来る非常に優秀な路線であるが、遅れたときは阿鼻叫喚になるのは仕方ない・・・。西大井駅に停まり、新幹線と併走しながら走って武蔵小杉駅に停車。7回目の乗り換え・・・の前にお昼だ。
最長往復切符往路武蔵小杉駅で途中下車
武蔵小杉13時51分→「快速」→立川14時35分
お昼ご飯を済ませて、南武線に乗り換える。南武線はさっきも浜川崎支線などに乗車しているが、尻手と武蔵小杉は離れているため、3回目の南武線の利用となる。快速列車で立川駅に抜け、8回目の乗り換え。
立川14時39分→拝島14時51分
中央線を走るオレンジのラインが入る電車に乗り拝島駅で下車。9回目の乗り換え。
拝島15時01分→高麗川15時25分
鶴見線や浜川崎支線の列車と同じように短い八高線に乗り換え、高麗川駅で下車。10回目の乗り換え・・・。
高麗川15時45分→倉賀野17時05分
八高線はこの先非電化区間に入る。首都圏では見慣れないGV-E410形ディーゼルカーに乗り換え、高崎方面へと抜ける。北藤岡駅に停車すると右手に複線の線路が見える。あっちが次に乗り換える高崎線だ。列車は北藤岡駅を発車してすぐに高崎線に合流し、倉賀野駅に停車。11回目の乗り換え。
倉賀野17時19分→大宮18時32分
倉賀野駅から乗った列車は夕方ラッシュの始まりである。さすがに東京方面から帰ってくるサラリーマンが主体ではあろうがなぁ・・・。僕たちはグリーン車に吸い込まれることにした。
「今日は乗り換えに乗り換えたねぇ・・・。何回。」
「11回。」
「多いねぇ・・・。今日ほどつまらないものも無かったかも・・・。」
「ハハハ・・・首都圏は人が多すぎるからなぁ・・・。空気が悪いって所もあるかも。」
「空気が悪いかぁ・・・。超巨大な空気清浄機一つくらい起きたいわね。」
「あっという間に壊れるかも。」
お昼くらいしか途中下車をしない日も初めてか・・・。
大宮駅のホームは帰宅するサラリーマンでごった返していた。僕らはそんな群れを横目にホテルへと急いだ。
最長往復切符往路大宮駅で途中下車
一口メモ
東日本旅客鉄道E331系(2代目)
東日本旅客鉄道が首都圏の列車として製造した車両。全車両に監視カメラを搭載し、車内での犯罪防止に役立てられる。初代E331系は連接構造や新機軸を組み込んだ車両であったが、2代目E331系は20メートルボギー代車で製造されており、一般的な電車となっている。番台区分は細かく区切られ、首都圏の数多くの路線に進出している。




