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604列車 乗り換え多し

 2062年3月30日・木曜日(第23日目)天候:雨のち曇り 東日本旅客鉄道(ジェイアールひがしにほん)東海道本線(とうかいどうほんせん)小田原(おだわら)駅。

小田原(おだわら)9時31分→大船(おおふな)10時14分

小田原(おだわら)国府津(こうづ)の乗車券使用開始および終了

最長往復切符往路国府津(こうづ)駅から使用再開

 列車が国府津(こうづ)駅を出発すると最長往復切符のルートに復帰する。今日は9時30分に出発する普通列車で旅を始めている。朝ラッシュは回避したつもりだが、車内は混んでいる。自分たちが思うところに座れていない。

 大船(おおふな)駅に到着すると、まず1回目の乗り換えである。今日はこれから東京(とうきょう)首都圏に入っていく。今日は乗り換えが多い日だ。

大船(おおふな)10時26分→鶴見(つるみ)11時10分

 大船(おおふな)駅からは京浜東北線(けいひんとうほくせん)の列車に乗り換える。大船(おおふな)から東海道本線(とうかいどうほんせん)を乗っていれば、横浜(よこはま)駅に行くことが出来るが、最長往復切符は根岸を通る根岸線・京浜東北線(けいひんとうほくせん)を通って、横浜(よこはま)に向かう。

 根岸に来ると緑色のタンク貨車が多数止まっている。牽引機として2両編成の電気機関車が背中合わせに連結されているEH210形電気機関車がくっついている。アレの牽引で走る貨物列車は信州方面に向かっていく列車だ。

 桜木町(さくらぎちょう)横浜(よこはま)駅を通り過ぎ、横浜線(よこはません)の起点東神奈川(ひがしかながわ)駅を通る。横須賀線(よこすかせん)千葉(ちば)行きの列車が追い抜きをかける頃、京浜東北線(けいひんとうほくせん)の列車は減速し、鶴見(つるみ)駅に停車する。そして、本日2回目の乗り換えだ。

鶴見(つるみ)11時20分→浜川崎(はまかわさき)11時33分

 京浜東北線(けいひんとうほくせん)のかなり新しい鶴見(つるみ)駅から、昭和の雰囲気が漂う古くさい鶴見(つるみ)駅から発車する鶴見線(つるみせん)の列車に乗り換える。首都圏には似合わない3両編成の列車が鶴見(つるみ)を発つ。ぎしぎしと音を立てて、急カーブを曲がる。

 首都圏でありながら、列車内は空いている。

 列車は東海道本線(とうかいどうほんせん)を声、京浜急行電鉄(けいきゅう)線を高架で越えて、国道(こくどう)駅に到着する。

国道(こくどう)で降りてみる。」

「いや、降りない。」

国道(こくどう)駅は戦前からある駅舎がある。昭和レトロを味わえる駅舎は人気である。ただ、駅としてはかなりいい加減な名前である。由来はなんと「近くに国道(こくどう)があるから」である。

 レールと車輪がきしむ音を響かせて、国道(こくどう)駅を発車。坊ちゃん列車の「コトコト5分ばかり乗っていたら」というフレーズは合わないが、駅を出発するとすぐに次の駅に到着する。

 右に大きく線路が分かれていったとき浅野(あさの)駅に到着。次の駅は安善(あんぜん)駅であるが、目をこらさなくても駅が見える。駅間が短いのは鶴見線(つるみせん)の特徴である。

 武蔵白石(むさししらいし)駅に止まって、鶴見線(つるみせん)を降りる駅浜川崎(はまかわさき)駅に来た。

「復路の時はこの辺りで降りてみるか。」

僕は(もえ)に言った。

「そうね・・・。結構面白そうだし。」

最長往復切符往路浜川崎(はまかわさき)駅で途中下車


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