前へ目次 次へ 4204/4222 不死身兄弟との邂逅9《深夜勤務マン5・暫定》 丁度いい機会だ――ユーリはそう思った。良くも悪くも、“生命神秘の気”による“身体強化”に頼りきりだった部分があったからだ。と言うのも、相手が格上である事が多かった所為でもある。また、異世界へ渡るまでは実戦経験などないもので、その差を埋める意味合いでも“身体強化”をする意味合いは大きかった。 何せ、身体能力が大幅に上回ってしまえば、大抵の戦いは何とかなる。まぁそれも人同士の戦いに限られる場合が大きいのだが。