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認めたくない背中《お泊り忘年会1・暫定》
「――前衛は頼みましたよ?」
「応よ! 任せておきなぁッ!!」
二人が決めたルールはたった一つ。
――互いに手助けしないこと。
ペアとしては全く持って問題しかないこの取り決め……。
彼等はコンビ……ではなく、前衛と後衛に分かれたスタンドプレーに徹する事にしたのだ。
まぁ、それも致し方なし。出会ってまだ二日目、昨日の模擬戦の騒動位しか過ごした時間はない。
――今朝方の失態は姉妹揃って何とも恰好がつかないものがあったが……。
それもまた、相手に付け入る隙となるならば……と納得するしかない。
今もまた前衛を任せるのも、その隙を伺う為だ。




