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知る人ぞ知る名店《忘年会準備・暫定》
「……ふぅー、やっぱりお茶は熱いほうじ茶(のようなもの)だなぁ」
甘味の食べ歩きの後は喫茶店で渋いお茶を一杯。
此処までの流れがユーリとヨーハにとってここ最近の定番となっていた。
異世界での固有の品種らしいが、味が似ている為にほうじ茶と呼んでいるユーリ。
甘ったるくなった口内をリフレッシュするには熱々の渋いお茶に限るのだ。
「ユーリ様は熱いのは結構平気ですよね?」
「暑がりだけどな。まぁ、猫舌ではないな」
「熱っ! 渋っ!?」
「――――(静かにお茶の香りを楽しんでいる)」
カウンターで隣り合わせで飲んでいるユーリとヨーハ。
一つ席を空けて並んで座るのはカーニャとノーレの姉妹。
姉はユーリと同じ渋みのあるお茶を飲んで苦々しい表情を。妹はかなり高いお茶を頼んで優雅に楽しんでいた。




