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CASE:019-4 誰も見ていない

東京怪異捜査録 − 警視庁特対室CASE:XXX −

4-1. 分解


 刃が肌を裂く感触──その瞬間、世界の全てが静止したようだった。ダガーナイフが美優の腹に突き刺さったと隠岐が確信した瞬間、冷たく鋭い金属の存在は、まるで空気そのもののように溶けて消えていった。わずかに皮膚を貫いた刃先から、水面に波紋が広がっていくように音も衝撃もなく、柄まで『粒子』になって霧のように消失した。空間に散った光の断片。隠岐は、何が起こったのか理解できず、体勢を崩しながら虚ろな目で手元を見つめていた。「あ……」と、情けなく漏れる声。だがその感情の認知より早く、彼の腹部の奥底に逆流するような激痛が走った。思考が白く爆ぜ、内臓を掴まれたような衝撃に思わず身体がのけぞる。美優はいつの間にか手首と足首の拘束を既に分解し終え、その足先が雷蔵との訓練通りの正確な軌道で、隠岐の股間を蹴り上げていた。太い鈍い音。呼吸すら忘れ、呻き声もあげられず、隠岐は膝から崩れ落ちる。顔色はみるみる青ざめ、身体の感覚がバラバラになり、部屋の景色が遠ざかる。美優は青ざめてうずくまる隠岐を見下ろす。


「何だったっけ、何かの漫画だったっけ。勝ち誇った時、そいつは既に敗北してるって……なんか勘違いしてるみたいだけど──触れるの、別に手じゃなくてもいいんだよね。ただ、手のほうがコントロールしやすいってだけ」

 制服の腹部には、ナイフで裂かれた痕よりも遥かに大きな穴がぽっかり開いていた。美優はそれを指差して、皮肉げに唇を歪める。

「最悪おまえにまで分解が波及しかねないし、賭けっちゃ賭けだったけど──ナイフだって本当は、柄の部分だけは残そうと思ってたんだけどさ。証拠の一つだし。……ま、しょうがないよね」

 腹にうっすらと滲む血を、制服の裾で無造作に拭いとる。そのしぐさは、ひどく日常的で、けれど周囲には血のにおいと乾いた絶望が静かに漂い続けていた。


 床に転がる隠岐は、痛みと混乱で思考のすべてを奪われていた。自分は選ばれた人間だと絶対的な自信を持っていたはずなのに、なぜこの女には通じないのか。なぜ自分が這いつくばっているのか。その理解が一切、現実に追いつかなかった。



4-2. 狭間視


 隠岐は床に転げ回り、痛みにうめき声を上げようとした。しかし彼自身の「恩寵」──『隠蔽』の暴走によって、その声は部屋の空気にすら届かなかった。痛みは全身を覆い尽くし、まるで世界に自分ひとりしか存在しないような孤絶感が、波のように隠岐を襲った。音も、助けも、外界との接続も一切届いていない。激痛と混乱のただなかで、彼の現実はじわじわと濁っていった。


「やめ……やめて……」

 喉の奥から掠れた声が漏れるが、その訴えは美優には届かない。彼女はひとつ深く息を吐いた。隠岐の骨、肉、神経、血管──それらすべてが、美優の目には人間としてではなく、無意味な構造の組み合わせにしか見えていない。恩寵『分解』の制御を一時的に外した彼女の論理回路は今、人としてのそれではなく、この世界の存在を分解可能な情報としてのみ認識していた。『分解』の威力が増したわけではない。ただ、判断や抑制の基準が変わった。痛みや苦痛という概念はそこになく、あるのは効率的な処理手順だけ。


 かつて恩寵についての研究で示唆された、強い力の代償──それは人の枠をわずかに踏み越える変化でもあった。真っ先に隠岐を『分解』しなかったのは、特対室の一員という楔が辛うじて残っていたからか。


「じゃあ、次。……ま、せっかくだし、ちょっとだけ実験」

 淡々と呟き、隠岐の首元に膝をついた。首元から肩にかけて、親指で静かになぞる。微かな震えが隠岐の身体を走った。その瞬間、彼の内部で骨が虫にたかられ齧られていくような、堪えがたい痒みが波打った。筋肉がけいれんし、腕がだらりと落ちる。反射的に必死に腕を上げようとするが、激痛が走り力が入らない。痛みが奥から噴き上がるたび、神経が焼き切れるようだった。

「逃げられると面倒だからさ、逃げてももう、どうしようもないようにした」

 無機質な声で言いながら、美優は近くのシーツを手際よく裂き、ロープ代わりに隠岐の身体を縛っていく。その作業は淡々としていて、まるで廃品回収で新聞の束を縛るような手際で締め上げていく。

「ひ……化け……化け物……」

 隠岐には目の前のものが制服姿の少女ではなく、得体の知れぬ何かに思えた。それは彼がかつて、廃校舎で恩寵を獲得した際に遭遇した何かと同質の、存在感。逃れようと藻掻く。

「……動かないでくれる? 面倒くさいから」

 美優の指先は、迷いも逡巡もない。シーツの端で隠岐の口を覆い、腕と脚を巻き取っていく。隠岐は激痛を堪えながら全身を小刻みに震わせ、血走った目で天井を見ていた。痛みと屈辱と絶望が混じり合い、意識が遠のく。遠くで鳴る自動車のクラクションの音だけがかすかに聞こえていた。現実がどこまでも静かで、冷たく、乾いていた。



4-3. 救出


 突如、爆発音のような衝撃とともにドアが外側からひしゃげ、無理やりこじ開けられた。薄暗い部屋に、埃とカビの臭いが激しく舞い上がる。その空気の中に、土足で踏み込む二つの影──拳銃を構えた雷蔵と透真が現れた。

「──派手にやったな」

 雷蔵は室内をざっと一瞥し、呆れと安堵の入り混じった声を漏らした。部屋には、血痕で描かれた魔方陣、壁の裂け目、床に転がるガラクタや器具。そして、制服に大きな穴の開いた美優が、簀巻きにされた隠岐のそばで、シーツの端を引き締めている。

「遅いなぁ。気を利かせてプリンくらい買ってきてくださいよ」

 美優は冗談とも本気ともつかぬ口調で、ちらりと雷蔵に目をやる。その表情には、怯えや動揺は微塵もなかった。代わりに、淡々と隠岐を見下ろしながらシーツを念入りに結び直している。部屋の奥には、すでに乾きかけた血の跡と、腹部に小さな傷跡を残したままの美優。血の筋は、今はもう茶色く変色している。

「プリン? この状況で何を……」

 透真は、ぐったりと床に伏した隠岐に近寄った。ひと目見るなり、彼は眉をひそめて小さく首を振った。

「……鎖骨が消失していますね。南雲なりに殺さないように手加減はしているようですが──もう少しやり方はあったでしょうに」

 内心、透真は微かに息を飲む。

(やはり、強すぎる恩寵は──他者を直接変質させる類は、人間性を確実に削る。彼女を『スカウト』という形で監視下に置いたのは、正しかった)

 これもわずかな制御の差で死に届いていた。南雲美優の異常さは、ふとした切っ掛けで一線を越えかねない。雷蔵は床を踏みしめながら深くため息をついた。しかし、その横顔には、ほんの少しだけ笑みが浮かんでいた。

「……本当にギリギリだったな。もう一歩遅かったら、どっちがどうなってたか分からねぇぞ」

 美優は一度も表情を変えないまま、裂けた制服の裾で手を拭い、隠岐の顔を一瞥した。

「おつかれさまでした。あとはお任せします。制服、弁償してもらえると助かるんですけど」

 冗談のような、心底からの本音のような投げやりな声。雷蔵はそれを聞いて、渋く苦笑した。


 隠岐は力なく呻き、シーツの中で微かに体を震わせている。痛みと恐怖、敗北感で意識は朦朧としていた。自分の存在がどこにも届かない。何を叫んでも、誰にも見てもらえない。彼の世界は、今やただの沈黙で埋め尽くされていた。透真は淡々と隠岐の容態を確認し、念入りにシーツの結び目を追加した。


「──このままでは、連行中に消えかねませんからね。あと一手、必要です」



4-4. 剥奪


 救出劇の余韻がまだ部屋に残る中、床に転がる隠岐は、既に意識のほとんどを痛みと混乱に浸食されていた。だが、雷蔵は美優の制服の大穴と、ぐったりした隠岐を交互に眺めて、ふっと短く息をつく。


「このまま所轄署に引き渡しても、こいつ、そのうち恩寵で逃げちまうぞ──美優、おまえ恩寵の分解はできそうか?」

 美優は制服の裂け目をいじりながら、わずかに眉をひそめた。

「そんなの、やったことないですけど……」

「知ってるよ。だから試すんだ」

 雷蔵は力強く頷き、すぐ透真に目配せする。

「透真、サポートしてやれ」

 透真も淡々と準備を始める。

「確かに──彼の恩寵は、精神が未熟な者が持つには危険すぎます」

 隠岐は、ぼんやりと二人を見上げながら、本能的に首を振った。

「やめろ……やめてくれ……!」

 だがその声には、もはや迫力も抵抗もなかった。透真は『透視』を発動し、隠岐の精神構造を詳細に解析していく。そして──『恩寵』が根付いている場所、その歪な派生精神器官が鮮明に浮かび上がった。

「──ここの奥。恩寵が宿る派生精神器官……そう、そこに彼の『恩寵』の性質をイメージしながら──」

 美優が隠岐の額にそっと手を当てる。その瞬間、隠岐の頭蓋に灼けた鉄線が突き刺さるような激痛が走った。全身が跳ね上がり、声にならない叫びが喉で渦巻く。

「やめろ、やめろ、やめてくれ! 俺の……俺の力が……!」

 骨と脳が引き裂かれるような苦痛。意識の底で、『特別な自分』が崩れ去っていくのを隠岐は理解した。泣き叫び、失禁し、やがて失神する。


 二分ほどの沈黙──透真が静かに確認を終える。

「……精神器官消失、確認」

 美優は立ち上がると再び制服の大穴を見て、ため息混じりに呟いた。

「あーあ、また叔母さんに怒られる。これホント新しい制服代、経費で落ちますよね?」

 雷蔵は一拍遅れて苦笑した。

「……今それかよ」

 透真が小声で雷蔵に目をやる。

「轟さん、南雲のあの様子──」

「ああ、わかってる。俺も通ってきた道だ。なんとかマトモにするさ」

 雷蔵の短い返事に透真は頷くと、美優が振り返る。

「何コソコソ話してんですか? 聞こえてるんですけど」

 透真は肩をすくめる。

「──南雲が一番、人間らしくない気がしてきました」


 所轄署の警察官たちが到着した時、隠岐は既に簀巻きから解放されていたが、もはや自力で立つこともできなかった。彼は鼻をつく尿の臭いの中でスマートフォンを握りしめ、呆然と「俺のアカウント……まだ、残ってる……」と呻いていた。その画面には「俺は、選ばれた本物なんだ。誰にも見てもらえないお前らとは違う」という、誰も返信しない孤独なログだけが、虚しく映っていた。



4-5. 本物


 取調室の中、薄暗い蛍光灯の下で、首から肩を無骨な固定具で覆われた隠岐は、小刻みに震える唇を噛みながら蜘手を睨みつけていた。その唇は青ざめ、目元は憔悴と憤怒で赤黒い。だが、その瞳にかつての傲慢な光はなかった。

「俺は選ばれた人間なんだ! なんでお前らなんかに……」

 隠岐は叫んだが、その声はひどく情けなく、乾いていた。蜘手はいつもの飄々とした笑みを浮かべて、椅子にふんぞり返る。

「ああ、お前さんは喋らなくていい。黙って座ってな。むしろ声に出さない方が都合がいい、面倒事なんでな」

 その言葉とともに、蜘手の指先からは細い見えない霊糸が静かに伸びる。恩寵『操糸』──霊糸は隠岐の精神に忍び寄り、絡みつき、質問を重ねるたびに記憶の断片を無理やり引き出していく。

「……やめろ……やめて……」

 隠岐は抵抗しようとするが、無駄だった。質問に合わせて無意識に浮かび上がる記憶。もし違うことを思い浮かべても、蜘手はさらに霊糸を巻きつけ精神に過干渉し、隠岐の腕を強制的に動かす。痛みで思考の逃げ場を奪うたびに、隠岐の顔が苦悶に歪む。

「おいおい、急にどうした? 俺は何もしてないだろう。……まあ、少しは思い出しやすくなったか?」

 蜘手はわざとらしく両手を挙げてとぼけてみせた。


 そうして、断続的な取調べが続いた。隠岐のプロフィール──24歳、非正規雇用、親族とは疎遠、現実から逃げるように都市伝説とネットに依存して生きてきたこと。怪異『四次元ババア』に遭遇し恩寵に覚醒、まぐれで逃げ切った夜。その万能感が「選ばれし者」の妄想を強め、やがて他者から能力を奪えば本物になれると信じ込み、儀式殺人へ傾倒していった経緯。SNSや配信者に感化され、物事の核心をすり替え続けてきた空虚な自己肯定感──すべてが、冷ややかに蜘手の記録シートへ淡々と書き留められていく。


 ──特対室オフィス。静かにドアが開き、灯里が姿を現した。

「霞月影華の精神状態、軽度の統合失調症だったわ。もともと母方が『夢見』や『巫女体質』と呼ばれる血筋だったみたい。もしかしたら、普通の人なら感じ取れないものを、無自覚に受け取りやすい体質だったのかもしれない」

「何かを見てしまう資質が、あのSNS投稿や現場徘徊に表れていたわけか」

「怪異にも引き寄せられやすいだろうねぇ、本人にとっては不幸か」


そんなやり取りをぼんやり聞きながら、美優は椅子の背もたれに寄りかかり、スマートフォンを見つめていた。画面には陰山の配信が流れている。

「──警察、ほんと何もわかってないですよねぇ? あれは都市伝説的に見ると……」

 陰山の語り口は相変わらずで、以前は1000人ほどいた同接数も落ち込んでいる。どこか見当外れの推理と、誰も興味を示さないネットのノイズだけが静かに流れていた。

「結局、情報源ってたまたま隠岐の目について、拡散して警察をおちょくるために投函されただけだったんでしょ。この人──知ったかで思わせぶりなこと言ってるだけじゃん。そりゃ再生数も落ちるよ……」

 ぼそりと呟き画面を閉じる美優の向こうでは、蜘手はホワイトボードに淡々と取り調べの結果を書き出していく。


 ──隠岐祐司、24歳、フリーター。バイトを転々とし、社会との接点希薄。親とは疎遠。ネットの都市伝説・オカルト系コミュニティに没入し、自己肯定感を求めて「選ばれし者」幻想にすがる。恩寵『隠蔽』は自身と触れたものの存在を隠す能力だが、現在は恩寵喪失。覚醒のきっかけは廃校で肝試しを強いられた際の「四次元ババア」遭遇。日常的には不法侵入や盗み見、窃盗、ストーキングにも悪用していた。


 ──事件の動機は、黒魔術傾倒により得た知識による、恩寵持ちから恩寵を奪えるという誤認と、万能感の維持。SNSなどの些細な投稿から恩寵覚醒を自覚していない者にあたりをつけ特定、ストーキング。儀式殺人で力を上乗せした気になり、妄想に浸った。異能への執着は現実逃避と自己保存。能力喪失後は虚脱し、情緒も極度の不安定に。


「──美優くん、ひどいことするねぇ。特に鎖骨。上に言い訳するの面倒だったよ」

 蜘手が振り返って言うと、美優は無表情でスマートフォンを弄りながら答える。

「そんなつもりはなかったんですけど──次はもうちょっと穏便に済ませたいっすね」

 その画面には無機質に流れるスレッドが映っている。


オカルト板:【都市伝説】満月殺人つまらん【451】


817 名前:怪異の名無しさん

 カゲサトまた外してて草

832 名前:怪異の名無しさん

 もう飽きた 次のネタまだ?

841 名前:怪異の名無しさん

 影華たんって結局無関係?

850 名前:怪異の名無しさん

 警察、犯人逮捕したってよ。つまらん

866 名前:怪異の名無しそん

 ……でも、また誰か消えるよな

869 名前:怪異の名無しさん

 隣町で今朝、猫が三匹首なしで見つかったらしい

872 名前:怪異の名無しさん

 満月の夜はまだ続く

876 名前:名無しのまとめ職人

 誰も見ていないってタグ、あれ何?

883 名前:怪異の名無しさん

 (この書き込みは削除されました)


 美優は、画面をそっと閉じた。

「……まぁ、なんというか勿体なかったな。事件なんか起こさずマトモな奴だったら、有用な恩寵持ちとして使えたのにな」

 蜘手が独りごちると、透真がぽつりと呟いた。

「恩寵は根源的な感情や経験、人格と結びついている。仮に奪う儀式が実在していたとしても、他人から奪ったところで『本物』にはなれない──決して、発現させることもできない」



4-6. 余韻


 南雲美優:制服代、ホントにくれるんですよね?

 蜘手創次郎:今回はなんとか誤魔化して経費で落とすが、次は自腹な

 南雲美優:ブラックだ

 蜘手創次郎:特対室自体も、特例とはいえ高校生のお前さんが警察で働いてることも、表立ったらマズいんだ。そこで親方に制服代なんて言えるかよ。俺たちも「誰も見ていない」存在なんだよ


「……世知辛い世の中だなぁ」

夜道、特対室のグループチャットを眺めながら、美優はため息をついた。


 街のデジタルサイネージの青白い光。

 笑い声もなく、乾いた空気が漂う。

 東京の夜は、静かに深く沈んでいく。






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