8代将軍吉宗の時代、修行中の菱川師宣に花一蝶を下宿させる。\(^o^)/公営競馬の船箸競馬場と河崎競馬場を買収予定。
将来大物になるのがわかっている菱川師宣と英一蝶を下宿させて、下宿代の代わりに作品をいただくのもいい試みですよ。
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公営の河崎競馬が開催されているが、前回3日間だけだったが場内とネットでの販売は通常の売上げの15パーセントであった、船箸競馬でも同じだったのでどうなることかと注視されていたが、
同じ売上高15パーセントが続いている。船箸競馬場とともに読買ランドに施設賃借料を3分の1になるように交渉したが、値下げはまったくしないということであった。
農林水産省に相談したら、副首相が来て政府としては支援金は出ないので、赤字が続くと雪だるまになってしまうので、赤字部分を補填してくれるようなところに、
開催権と開催をするための一切の権利を、譲渡したらどうかという提案があったので、県と市で揉んでいるところだろだそうだ。河崎競馬場側がこのことを同じ状態の船箸競馬場側に話したら、
3市の組合で話し合ってみるということだ。サスケ[船箸競馬の次回の開催が終わったころに、副首相から話がありそうです。][何とかなりそうな感じですね。]
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江戸下谷の王様の事務所ビルに、絵描きで修業中の菱川師宣と花一蝶が下宿をしている。英1蝶の方が若いが画風は似ている。3色賄い付きで部屋代をタダにしているのは、
それに見合った作品を王様に持ってくればいいことになっているのである。もちろん新しい作品ができた場合は必ず王様に見せて、いいものだったら作品に見合った金額を払うことになっている。
浮世絵の創始者といわれる師宣は、作品がとにかく多いのである。パリの百貨店に送っている作品はこの作者の全盛期のものを分身して、一点ものとして高価な値段で販売されている。
英一蝶は父が伊勢亀山藩のお抱え医師で、殿様と一緒に江戸に来て居付いている。若いころから絵が巧みで藩主に狩野派を学べと言われていたが、
破門になったので家を出てふらふらしていたのを会長の目に留まって、こっちに連れてきたのである。師宣は3大流派を学んで、挿絵などの仕事をしているときに腕のいい噂を聞きつけて、
名前を聞いたらなるほどと思い下宿をさせたのである。
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一蝶は遊び好きの芸達者で、幇間の仕事もアルバイトでやっていた。風俗画が達者であったが、俳句も芭蕉などと交流がありなかなかのものである。
1,630年代のパリのシャンゼリゼ通りに造った75階建ての百貨店は、周辺国の王族からダイアモンドのカットと丸い養殖真珠とカラーが認められ、宝飾製品のオーダーが多くやっと注文を捌いている状況である。
ヨーロッパ一の王族であるハプスブルク家から見本を持ってくるように言われて、店長と事業部長それに歴代の猛者の接客係とデザイナー、それに職人が同行してオーストリアの邸宅に伺ったが、
一族50人が見えてたくさんの注文をいただいたようだが、職人を8倍に分身してピッチを上げてやっているようだ。ローマやロンドンにも用地を確保して進出する段取りが決まっている。
ロンドンの方はこれから世界戦略で、世界中の富が入って景気が良くなるのはわかっているので、こちらにも75階建ての予定である。
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現世のイタリアのランク1位と2位の銀行は王様の所有であるが、郵便事業に続いてのリストラを断行して、いずれの銀行も3分の2がスーパーマーケットのイトー羊羹堂や、
運営を停止して寂れているショッピングモールを買収して、米国で大成功しているビジネススタイルを、こちらにも導入したが見事に復興して、お客さんで混みあっている。
リストラの後のリカバリーが見事なので、イタリア国内でも評判がいいようだ。米国は95ドル以下の万引きは捕まえない州法ののところでは小売りビジネスが成り立たないので、
多くのスーパーマーケットや量販店が撤退を余儀なくされているが、大手のウォルマートやターゲットそれにKマートはカリフゾルニア州にニューヨーク州、
それにイリノイ州からも商売が成り立たずにほとんどが撤退した。その様な店を安く買い叩いてバリアーを張って、よろしくない人たちを排除したので普通に商売ができるようになって、
イトー羊羹堂はついに売り上げ世界一になったのである。
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サスケ[スーパーマーケットの日本一と東洋一はオゾンで、インドからイトー羊羹堂なんですよね。欧米にはオゾンはありません。メキシコのマフィアだらけのところにも出店しているのでたいしたものですよ。
まあ、メキシコには明日香軍の実践練習場があり、ギャングはいくら殺しても罪に問われないので練習を兼ねて、マフィア組織に空軍と共同で大量殺戮をやっているので、
日本人や明日香人が街中でマフィアに絡まれることはないらしいですね。][小口金融店も多いんだけれど、被害を受けたことは聞いていないんで、それなりに知れ渡っているんじゃあないんかな。
小口金融は世界中に店舗を設けて1社だけで、利益を150兆円以上稼ぎだしている超優良企業だわ。サスケさんの後輩もイタリアで頑張って、地中海沿岸と東欧のマネージャーになったようですね。]
サスケ[後輩であまり出来のいいのはいないんですが、何とかいい線を行っている唯一の者です。]
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江戸の下谷の事務所に側用人の息子がやって来た。
息子[上様に話しましたら、ぜひ行きたいということで、、15人で弁当を持って行くということです。][金星の海で船に乗り。夜空を見ながら弁当でも食べてきましょうか。多少は酒もやるというぐらいですか。
酒と料理や弁当は各自持ちですね。2階の会議室に集合してもらっていきなり金星の桟橋の上に行きます。そこから船に乗ります。19:00でよろしいと思いますよ。]
息子[明後日の19:00ということでよろしいでしょうか。][それでお待ちしています。船上に蓆を敷いて星を見ながら弁当ですね。]息子[それでお願いします。それでは失礼します。]
副首相と会長がやって来た。副[読買新聞社の新社長は資産の整理とリストラは急務としているので、2競馬場の売却には賛成で常識的な価格で構わないといったので、
両方とも敷地は10万坪なので坪100万円として1千億円を2か所で、建物は20年近く経過をして、取り壊し費用が半端な金額じゃあないんで、土地だけの価格の売買で合意です。
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副[後は2か所の赤字分はもう少し調整ですね。][わかりました。それでお願いします。]
副[両競馬場の騎手や調教師の組合から、売り上げが悪いのでこのまま続けられるのか相談があったけれど、主催者や施設の名義人は変わるかもしれないが、続けられることで話をしていますので、
まもなく詳細を発表できると思うって言って置いたら、安心をしていましたよ。潰しのきかない職業ですからね。それにしても2か所ともに一等地なので、住宅団地にした方が儲かるわな。はっはっはっ。]
会長[1,600年代のニューヨークに明日香重工と車会社、それに住宅や建設土木を持って行っていますけれど、売り上げが半端ないようですよ。]
[そのようですね。消防車2台を揃えて、システムを作り上げて現地の若い衆もボランティアで参加させるようにしましょうかね。]
会長[それは住民が喜ぶし、経営コンサルトの所長が明日香人の代表を兼ねていますけれど、すごい名士になってしまいますよ。はっはっはっ。]
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王様たちの金星での弁当は泡盛150年物とつまみで柿の種に茄子と胡瓜の糠漬け、それに焼き鳥が10本ずつにバッテラ寿司である。
真田首相たちが高雄の将軍様に酒宴に誘われたけど、質素だと言っていたのでこちらもネット販売で調達して、将軍様に合わせたのである。
予定時間の10分前に将軍一行はやって来た。こちらはいつものメンバーに将軍の繋ぎをしている者が一人増えただけである。
吉宗[お世話になりますね。いつも眺めている金星に行けるなんて、信じられないですよ。地球と同じような環境で、既に1千万人を超える人たちが耕作に牧畜、それに牧畜をやっているようですね。]
[生産をした食料品は普通に地球で売られていて、品質がいいので人気です。それでは行きますので、サスケさんお願いします。]サスケ[承知しました。”ムッ”夜の金星の桟橋に着いた。]
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吉宗[なるほど。地球から見える金星が、逆になっている感じかな。]一行は桟橋に舫ってある調査船に乗って20分ぐらい走行した後に、
甲板に張られているビニールシートに腰を下ろして、簡単な酒宴と弁当になった。吉宗一行は予想していた通りの簡素なもので、野菜の煮しめにお新香、それに佃煮と握り飯だけである。
勝手に自分たちが用意したものでやることになっているので、お互いの用意したものには何も口を挟まない。吉宗[今日はお天気がいいから、余計に星がよく見えるわ。]
天文方が2人いるが、しきりに吉宗にプレゼントした望遠鏡で観察をしている。天文方[見慣れた天文の配置に地球が加わって、金星が抜けただけですけれど、
頭で整理していかないと毎日星を見ている船員さんでも、星の名前を特定するのは大変だと思いますよ。][金星も最初は気温が鉛が溶ける490度で、硫酸の雨が降っていました。]
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[そこを観世音菩薩のゴンちゃんが地球と同じようにしてくれたので、米が採れて魚も地球と同じように獲れるようになりました。鯨も普通にいますよ。
地球にもしものことがあったら、私の国の人口が9億1千万人で日本が1億3千万人ですけれど、全員がこちらに避難をしてきても暮らせるようになっています。もちろんそのような蓄えもきちっとしています。]
吉宗[我が日本の国も昔から天候不順などで、食料に苦労をしています。][唐芋というかさつまいもが米の代わりになりますし、小麦にジャガイモそれにトウモロコシを増やして、
酪農と言って乳が多く出る牛がいますのでそれを飼ったり、雑草を食べて成長するヤギも乳が出ますし食糧にもなります。中華圏の人たちは普通に牛や豚それに、ヤギを食べています。
日本では宗教上の問題から肉食はできないことになっていますが、仏教が栄えた中華圏でも問題ないので、徐々にですが日本でも許可をされてきますよ。]
将軍吉宗と金星の海で、夜空を見上げながら酒宴ですか。なかなか楽しそうですよ。