八代将軍吉宗の時期、信州松代藩の真田家の姫が\(^o^)/庶民の子供たちにオルガンで文部唱歌を教えて評判になっています。
近所の子供たちが集まってきて、みんなで一緒に歌うというのはいいですね。
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市場の片隅で子供たちに手習いや、武道を教えている松代真田家の松姫に、オルガンと文部唱歌を教えるべく講師が来ている。松姫の友達の商家の同じ年頃の娘も一緒だが、
すでにゴンちゃんの気入れで譜面を読めるし、オルガンも弾けるようになっている。教室は5部屋あるが使用しているのは2部屋だけである。その部屋に1台づつ置いてあるのである。
講師の前で松姫がおぼろ月夜を歌いながら弾いた。すんなりと弾けたので講師も満足のようだ。続いて商家の娘も同じように弾けたので、他に3曲を弾けるようにした。
商家の娘は音楽だけのボランティアで講師は月に1回4曲を教えていく。そのうちに音楽の時間になると、近所の子供たちが集まってきて、一緒に歌うようになってきた。
子供たちから親に伝わり、地域の顔役も覗きに来た。松姫の両親も庶民の平服を着て様子を見に来たが、満足の様子で帰っていった。
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下谷の王様の事務所に側用人の息子が来ている。息子[松代藩の真田の松姫が、市場の学校で子供たちに歌を教えていて、その授業になると近所の子供たちも集まってきて、一緒に歌っているようですね。
歌の内容も実にいいということです。王様と忍びで見に行ったんですけれど、一緒になって歌っているのはなかなかいいものです。姫の相棒の商家の娘の授業も見てきましたけれど、
松姫とレベルは一緒でとても良かったですよ。]
調味料売り場にドラッグストアの4か所追加の川崎宿に戸塚宿、それに草津宿に大津宿は開業して、他と同様にすごいことになっているようだ。
これで東海道の主要宿に京都奈良の8か所を加えたので、江戸と関東主要5カ所を含めると、とんでもない売り上げになっている。ほとんどが分身でやっているので、儲けも膨大で人件費と場所の経費だけである。
諸藩の江戸藩邸の注文も多くなった。藩邸の年間経費の節約のためである。
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ただ配達は人手がおらず、江戸城と前田藩邸だけにしている。あとはかってに取りに来いということであるが、運送業者が代行して配達しているようだ。
こちらとしても偉そうにあ〜だこ〜だといわれるのは面倒なので、とても助かっている。
風が強い日であったが木場から火災が発生して、たちまち10軒ほどが延焼して大名火消や町火消が頑張っているが、一向に勢力が衰えないようだ。
15軒ほどに広がったところで千代田の城から早馬が来て、側用人加納正直から消火の出馬の依頼である。即座に書類に目を通すと、”承った。”と一言返答すると。
全員がレスキュー服に着替えて2階の会議室の大画面で場所を確認した。飛行船はすでに屋外に出して準備万端だとの連絡が来たので、王室専用車ですぐに駆け付けた。
側用人はこちらに連絡をするとともに、ここの事務所にも早馬で伝えたのである。
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大観衆が見守る中、飛行船が目立つように最大限にライトアップして、現場上空を一回りして現状確認である。既に70戸ぐらいが燃え盛っているが、大風なのでお手上げ状態のようだ。
飛行船は大歓声の中、上空70メートルから20メートルまで一気に降りてきて、一瞬で全てを消火してしまった。低空でそのまま一回りして拍手喝采を受ける中、
終了の合図の船体を左右に揺らして誇らしげに帰っていった。翌日は将軍の舎弟の葵屋正次郎様の飛行船が、大風で火消もお手上げ状態の中、上空から一気に火元近くまで突入して鎮火してしまったと、
江戸じゅうが大騒ぎである。瓦版屋が船団司令に直接聞き込みをしてきたとして、威勢よくぶち上げている。側用人の息子がやって来た。
息子[殿様は天守閣から望遠鏡で一部始終を見ていたようで、とても感動をしたようです。きちっと挨拶をしてくるように言われました。]
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[それはどうもありがとうございます。今回は小規模でよかったですけれど、大規模になりますとここにいるような子供たちが増えますからね。]
息子[子供たちを収容するところがありませんので、とてもありがたいことです。]
魚河岸の従業員宿舎に泊まっている粂部長たち3人は浮世絵の買い付けや、桧垣課長とともに享保期の一般庶民の生活の様子や、風景を写真に撮って2人の名前とともに企画編集で会長の名前が入り、
写真と紀行文集を出して、収集した浮世絵の分身を1枚60万円で販売する予定になっている。浮世絵は版画なのでコピーしていくらでも売れるから、こんな値段でいいのである。
本当は問題があるかもしれないが、葛飾北斎や広重に写楽でも何度か同じように販売しているので、今度も同じようにやる予定だ。仕込みが終わって王様のところに挨拶に来た。
粂[どうもお世話になりました。おかげさまでいいものが収集できて、面白い写真も撮れました。][日本橋四越百貨店8階での個展を期待していますよ。]
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ゴンちゃんの企画書で永楽帝支援で800人の崖っぷちから50万人に挑んでいく中で、入り込んでいく案がまとめられて王様が意図していた通りに、まずすぐに軽い気持ちで五部の兄弟分だが、
永楽帝の方が兄貴分ということで臣下にならないが、兄弟分として帝位につくまで支援すると約束する。それで北京の紫禁城を無料でプレゼントして、運河の大工事も無料で完成させてやる。
見返りとして紫禁城の近くの一等地に10万坪と少し離れたところに20万坪をいただいて、私有の軍隊500人を置くことを許可してもらう。それと陶磁器の工場と作家の管理はこちらでして、
絵画も同じでこちらですべて管理ができること。国内では好きなものを国内外の品物を問わずに販売ができること。こんな内容の企画書だが永楽帝が帝位を取るための戦略は詳細に書かれている。
長[私はとてもいい感じで、実現性があると思いますよ。今村司令官の方にも送ってありますので、もう少ししたら行ってみましょうか。]
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江戸の王様のクルーではなく夏見のクルーの分身セットで行くことにした。明日香王国の門前町の王宮にいるのが本物であるが、こちらは内政専門で国外のことは船橋の夏見のクルーが対応しているので、
こちらの方がほとんど中心となっている。従来と同じで志野と子供たちを入れて今村総司令官たちがいるウイグルの基地にやって来た。志野と子供たちは別室でジュースを飲んでいる。
今村[どうもいらっしゃいませ。ゴンちゃんの企画書を拝見しました。永楽帝の五分の兄弟分でしたら文句はないですよ。うちらの方は全員が参加を願っています。
800人で50万人をやっつけちゃうんですから面白いですね。3千5百人もいれば十分ですよ。サスケさんの他に分身して上級師範が5人もいますので、全く問題ないです。
臣下にならないで北京近郊に20万坪をいただいて500人の私設軍隊が駐留ということですが、バリア-を3キロと建物の周りに張っておけば10万坪の方ともども、問題はないです。]
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[それでは2週間後くらいに私とスタッフ3人で、永楽帝の城に入り込みますが8門はすべて政府軍で固められています。3,500人の見方が入り込むが、まずは司令官など70人だけを呼んで、
スパイに見つかっても問題外のように思わせます。永楽帝は8門を守備している政府軍の幹部を呼んで全員殺すことになっていますが、全員を味方にしてしまいす。
1門が1旅団の5千人いますので、4万人の見方が増えるわけです。そこで晴れて五分の義兄弟になり、臣下でないが兄弟として王様が帝位に上がるまで、協力するということになるわけです。
条件は前述した通りと追加で、現在の南京帝室の陶磁器と絵画をいただくということですかね。ただ南京にに入場する前に全部取り上げて異空間倉庫に保管しておきますので、いちいち追加を言いません。
はっはっはっ。]今村[それではお呼びがかかるのを待っています。]
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ウイグルからブータンの湖畔の130階建てのホテルにやって来た。ここに1泊でカンルンの別宅に2泊の予定である。すず[夏の真っ盛りですので湖で泳いでいますが、ベストシーズンのようですよ。]
子供たちもすぐに着替えてきて、ここで泳ぐようだ。すず[稼働率が91パーセントで、出身国の占有率は日香で45パーセントでEU圏が25パーセント、北米が15パーセントで他のアジア圏が15パーセントだそうです。
ここは他のアジア圏がシンガポールやベトナムやタイから来て、それにインドでしたか人気があるんですよね。]
[アジアの高原で湖があって有名なところはカシミールがあるけれど、こちらの方が雰囲気がいいから。]
すず[江戸の四越百貨店は大忙しなので、チヨちゃんのお父さんの部長の目が出てきましたね。][このまま6か月間乗り切れば、声を上げてもいいかな。大坂にもどうかと思うんだけれど、何とかなる感じだわな。]
すず[他にライバルもないですからね。はっはっはっ。]
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ブータンの東側アルチャナルブランデー州の、チベット仏教ゲルク派の名刹タワンゴンパにやって来た。
[これはいつものお布施にメロン5個です。]老師[いつもありがとうございます。]ダライラマ15世と子供たちは別室でお菓子の詰め合わせも持ってきたので、メロンの切ったのと一緒に食べている。
老師[新しいことにチャレンジしているような、パワフルな感じでいいですね。現世で一定の成功をおさめえたので、過去にでも行かれていますか。はっはっはっ。
中華に入られるんでしたら永楽帝のころですか。永楽帝は多くの人を殺していますけれどまともな英傑ですので、とても面白いと思いますよ。中華圏は広いので大きくダイナミックに商売ができますしね。
そう言えば甘寧省のラプラン寺のリンポチェが漢人の後釜に入り込むことを算段して、多くのチベット人が15年頑張れば45パーセントの営業権をもらえることもあるということで、
希望を持ってやっているようですよ。]
明の時代の永楽帝の時に入り込んでいく準備ができてきましたね。