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私は守護霊になりたい  作者: 尾瀬ヶ原薄
8/12

ぼたん鍋とシメのラーメン

女神マテリエルの家

「ただいまー」

「おお、おか…えりw」

「何笑ってるんです?」

「コレ見てみ?」


『謎王サタグマ』「異議なし」


「おぬし魔王認定くらっとるぞw」

「はぁぁぁぁ!?エッちょっとなんで!?魔王なんで!?」

「www」

「いやだからなんで笑ってるんです…!?」

「あっ別におぬしを笑ってるんじゃないぞ、連中の狼狽っぷりが滑稽でのw」

「趣味悪いなぁ…」

「まぁ魔王含めた歴戦のオークの首はねたヤツがそのみてくれじゃ無理はないかのぉ…」

「いいけどさ…まぁいいけど…」ボソボソ…

「名前なかったんじゃしいっそ名乗っちまう?」

「複雑だなぁ…まぁ俺よりゃネーミングセンスマシなのでありがたく使わせて頂きますか。でも魔王か…」

「まぁしょげるな、ぼたん鍋食う?」

「食べます!!!!!!!!!」



「おぬしが送ってくれたオーク思いの外多くての、食いきれず腐らずよりゃと思っていくらか売ったんじゃがなかなか高値じゃったぞ」

「へーオーク肉って売れるんですねー記憶喪失なんでポコポコ隙間があってその辺知らなかったです。」

「まぁ高級食材ってよりは量と首撥ねのうまさで値が高くなった感じかの、オーク肉は豚肉より臭みと硬さが強いでの。」

「あっぼちぼち煮えてますよ」

「おっさんきう。」


「「頂きまーす」」


「肉豆のブロックミンチもダシが染みててなかなか美味いの」

「星キノコもいいアクセントになってますよ」

「そしてこのメインの肉!ワシらにはたまらん美味さじゃの!」

「ええ、臭みとかもむしろなんかうめぇんですよね…柔らかい代わりにギトギトよりかはこのぐらい歯ごたえあった方が俺も好きです」

「うむ!しかし脂身の方もワイルドさに引き換え思いの外上品じゃの!オーク肉特有の甘みのある脂が実に美味い!!!!!!!!!」

「いやぁ…そう言ってくれたら俺もホントに嬉しいです。」

「プリプリした透明芋の束もこの鍋のダシにベストマッチじゃ…久々に旨いもん食ったら涙出てきた…」

「普段何食ってるんです?」

「エンジェルエントストアのクソ安い弁当」

「安物の弁当って氷結魔法球効きすぎてなんとも言えない冷凍感が抜けませんからね…まっ、今は忘れて食いまくりましょうや!」

「そうじゃの!」



「シメはどーする?」

「うーむ…小麦麺ぶっこみます?」

「それじゃ!!!!!!!!!」



「くぅ〜!やっぱダシが麺に絡んでめちゃくちゃ美味いの!そんでこの小麦もワシが買ってきただけあってシコシコじゃ!!!!!!!!!」

「……」

「ん?どーした?」

「…美味い…どちゃクソ美味い…」

「なんじゃおぬしも泣いとるのか!まぁこの甘みと野生の力強さ、そして焦がし発酵肉豆汁を合わせたスープが麺に合いすぎるから無理はないの!」

「うめぇ…うめぇ…!」


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